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from: ハマジンさん
2010年01月25日 11時01分06秒
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オリンピックの身代金 奥田英朗
2009/4/29のすばるさん書評を参考にしていただければ一目瞭然。って手抜きするわけじゃぁないんですが(笑)
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非常に面白かったです。346ページからまさにカーチェイス並みの躍動感と緊迫感です!
*まず古き良き昭和の時代を懐かしく楽しめます。それと同時に、生まれてはいましたがほとんど記憶にない東京オリンピックの狂騒ぶりが熱く伝わってきました。
*島崎国夫なる秀才の、貧しさ故の苦悩がひしひしと感じられます。非常に愛しくなりました(母性本能くすぐるタイプね)。
*捜査一課と公安のバトルも面白い。公安の刑事が「俺たちは勘では絶対に動かない」という言葉が印象的。最終的には昌夫の「刑事の勘」が事件解決につながったんだけど。
とにかく人物描写の上手さ、複線の張り方の巧妙さに加えストーリーに無理がないので、二段組500余ページがあっという間よ。
国夫の相棒となったスリの村田の「東北と東京。一字違いで随分違うもんだ…」というこの言葉が全てを表わしているなぁと、切なくて心に残りました☆-
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コメント: 全2件
from: すばるさん
2010年01月25日 15時56分23秒
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「Re:オリンピックの身代金 奥田英朗」
以下20090429自己発言
「オリンピックの身代金」奥田英朗 角川書店
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舞台は昭和39年、オリンピック開催間近の東京。
東大の学院生・島崎国男は年の離れた兄が発展著しい首都東京の建設現場で亡くなったことを知る。
兄の代わりに現場作業を始めるがその過酷さに驚き、故郷秋田とのあまりの格差と、地方出身者が人柱として扱われることに怒りを感じ、東京に、日本に復讐心を燃やす。
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東京オリンピック当時の日本の状況を知るにはいい作品。まぁそんな感じで進みました。
文章は相変わらず上手いから盛り上がんね〜な〜と思いながらも、投げ出すことなく読み続けられました。
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ところが!ところがだ!(笑)346ページから一気に来ます!!いきなりドンって来ます!!(*爆*)俄然面白くなってきます。(*爆*)(*爆*)
500ページからの10数ページは過去にないほどの緊迫感です!!!!後半からこんだけ盛り上がった作品は初めてですわ★
コレは絶対に読むべし!奥田英朗の最高傑作だと思います!多分映画化も間違いなし!
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