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  • from: ハマジンさん

    2010年02月22日 12時21分53秒

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    シンメトリー  誉田哲也

    姫川刑事シリーズの短編集。
    死者100名を越す大惨事となった列車脱線事故。その原因となった乗用車の運転手は5年の刑期を終え出所するが、ある日事故のあったその電車に轢かれて、まっぷたつに裂かれてしまう。犯人は左右対称であることに執着する人間であった。(「シンメトリー」より)
    ***********************************

    短編なので「これぞ姫川〜!」っていう迫力はないけど、どれもうまくまとまった作品でした。捜査一課に引き抜かれるきっかけになった事件も出てきて興味深かった。

    でもまあ長編2つとこれを読んで感じたことは、所詮姫川玲子は男性が描く女性刑事だなぁということ。
    私がこの世の職場の中で恐らく男性社会№1だぞ!って確信する警察機構の中で、女が男たちに混ざって夜昼関係なく捜査に加わるってどんだけ大変よ?
    そのへんの苦労というか苦悩を、乃南アサは「音道貴子」の中で吐露しているし、貴子は美人で有能なら何でもまかり通る…なんて考えはこれっぽっちも持っていない。むしろその逆で「出る杭は打たれる」ことを恐れてるところもある。

    だけど玲子はその見事なまでの強気と我儘が、読んでいてとっても小気味よいのは確か。男性の部下を何人も持っているところもナイスです。

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