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  • from: 窓の雪さん

    2010/03/12 20:50:18

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    今野敏「果断 隠蔽捜査2」

    主人公、竜崎伸也が所長を務める大森署の所轄で立てこもり事件が発生した。
    現場に乗り込んだ竜崎はSIT(捜査一課特殊班)の下平課長に指揮を委ねる。
    そこにSAT(機動隊の対テロ組織)も到着し、SITの交渉、SATの突入、という複数の手段が可能となった。

    SITによる交渉が行き詰まり、人質の生命の危機が放置できないレベルまで上がったと判断した竜崎はSATに突入の許可を出す。

    ==============================

    流石に、緊迫感のある傑作だった。
    構成も面白い。

    笑いの要素はすくなかったけれど、
    この小説のツボは「署長所轄署が共同体であるという考えに反発を感じておられるようです。しかし。。。」という部分かな。
    感じるものがあった。

    さて、あえてこの作品のマイナス店を書いてみよう。

    戸〓刑事が某資料を読み終えた時点で、ほぼ答えは出た。
    そこからが少々長い。

    もちろん、内容は十分に濃いのだが、
    答えが出た推理小説がまだ続くのもなあ?
    という感触があった。

    例えてみれば、
    1対0で完封負けしそうだった試合を、
    7回裏の大量点でひっくり返し、
    その後の8回と9回に1点ずつ追加の得点を加えていく描写を読んでいるような感覚かな?


    ということで。続編を読むのが楽しみです。(笑)

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