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from: ハマジンさん
2010/03/26 17:43:28
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悼む人 天童荒太
会社を辞めた静人は全国を旅して、様々な理由で亡くなった人々のために死者が誰を愛し誰に愛されどう感謝されたかを、遺族や周辺の人達から聞き出して悼む日々を送っていた。
静人と関わった雑誌記者、夫殺しの過去を持つ女性は次第に静人の影響を受けるようになる。そして静人の帰りを待ちながら末期癌と闘う母親。
彼らと静人を通して「生と死」を深くえぐる、直木賞受賞作です。
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私はこういう中途半端な自己満足ヤロウがキライです。
自分の親を大切に出来ないような人がどんなに偉そうな悟ったようなことを言ってもダメだ。そんなに生だの死だのに興味があるならどこかの寺に入って修行なさい、と言いたい。
「悼む」という言葉を調べましたが「人の死を悲しみ嘆くこと」とありました。
しかし静人は「冥福を祈る」わけではなく、かと言って「嘆き悲しむ」こともしない。ただ故人の「愛」を無理やりこじつけて祈っているだけのような気がします。ちょっと私には理解できない。
最後まで余命いくばくもない母のことを知ることもなく旅を続ける静人クンですが、もしあそこで知ったらどうしただろうか。旅を止めて実家に帰ったか、信念とかやらを貫くべく旅を続け、亡くなったあと母を悼むのか。ま、どっちでもいいけどね。
著者は7年ぶりの長編とかで、気合入れすぎのような気がするなぁ
コメント: 全1件
from: すばるさん
2010/03/26 18:20:54
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「Re:悼む人 天童荒太」
> 私はこういう中途半端な自己満足ヤロウがキライです。
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(*爆*)激しく同意!
以下昨年ここでの自己発言
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「悼む人」天童荒太 文藝春秋
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死によって忘れ去られていく人の思い出を胸に刻もうと、縁もゆかりもない人を悼む旅を続けていく静人。
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なんだろ〜な(^^);
まったく感情移入出来なかったし、文中で静人の行動を疑問視する人たちと同じ感覚しかもてなかった。すげー消化不良です。
むしろ、末期ガンで闘病生活を送る静人の母と家族、静人の素性を探ろうとして危機に陥った新聞記者のサイドストーリーの方がずっと面白かったです。
この本を借りる時、ナナさんが「放蕩息子の話だよ」と鼻で笑ってましたがまさしくその通り!
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「永遠の仔」も「包帯クラブ」もピンと来なかったしな〜面白くないからページは進まないし眠いし、時間の無駄でしたわ!
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