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from: ハマジンさん
2010年04月16日 12時00分27秒
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その日のまえに 重松 清
この先もずっと続くと信じていた大切な人との「明日」が断たれてしまう「その日」。それを人はどう受け入れどうやって乗り越えて行くのだろう。愛する家族や友人の「死」を通して「生」を問う7つの連作集。
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数ある重松作品の中から何故これを借りたのかわからないんですが…身につまされてしまって、切なかったですわ。
ちょうど娘の中学時代の恩師が56歳で亡くなってね〜。よけいに考えてしまった。
先日の巨人軍のコーチのような突然の別れも、先生のような闘病の末の覚悟の別れも、残された者には同じ悲しみと寂しさですね。
この本では妻が癌で余命を告知され、夫婦で「その日」が来るまでの準備をする「その日のまえに」。
とうとう来る臨終の日に2人の息子と共に病院に向かう「その日」、その後の父子の生活を描く「その日のあとで」が入っています。
中学生と小学生の息子が病院に行く場面、3ケ月たった頃に担当の看護師さんから受け取った妻の最後の手紙。たった一言だけ…。
重松氏の本は「泣かせるぞ臭」が強いものが多くて好んでは読まないんですが、この話はナチュラルで切実で、じわっと泣けてよかったです。-
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コメント: 全5件
from: すばるさん
2010年04月18日 20時15分28秒
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「Re:その日のまえに 重松 清」
みえたみえた(笑)
老夫婦をイメージしたから思い出せなかったんだわ。
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亡くなったママが作った冷凍ミートソースをクリスマスにみんなで食べましたって実話がラジオに投書されて、パーソナリティが号泣ってのを思い出しました。
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from: ハマジンさん
2010年04月18日 19時49分03秒
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「Re:その日のまえに 重松 清」
> あらすじの紹介を読んだだけで瞼の裏に水分が。。。
窓の雪さんの瞼の表にも水分が…の話を追加するとね…(笑)
妻の死後に妻宛てに届くダイレクトメールの処理が大変で、夫がいちいち電話してもう送らないように言ったりするんですが、お母さんの名前で来る手紙を見た時の息子たちの反応がね。
小学生の子のほうはママの名前を見ると懐かしそうに嬉しそうにして喜ぶんだけど、中学生のお兄ちゃんはもう大人だからつらそうにする。喜ぶ弟を苦々しく思ったりするんです。
もういない人宛てに届く手紙って、けっこう切ないなぁって思いましたね。実際に経験するまでその夫も想定外の出来事だったみたいで。
結局去年妻が申し込んでいた有機野菜の通販に夫が発注して、瑞々しいトマトを食べるんです。子供達がおいしいね〜って言うのがまた切ない。
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from: すばるさん
2010年04月18日 14時47分07秒
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「Re:その日のまえに 重松 清」
「その日の前に」って確か読んでたよなぁ〜と日記を見たら、2006年の1月31日に読了。この板開設の3カ月前でしたわ。評価は★→○で2段階落ち。
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で、今現在あらすじが全く思い出せないっす(^^);
同じ短編連作でも「きみの友だち」はあらすじ言えるんだが…
でもやっぱり重松清は短編職人だと思うわ(笑)
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from: 窓の雪さん
2010年04月28日 00時10分30秒
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「Re:その日のまえに 重松 清」
良かった。
ときどき身を震わせて読んだ。
主人公達の心の動きがストレートに伝わってきた。
大切な人を失うということがどういうことか?
と考えさせられた。
重松作品らしい良い本だと思う。
昨夜、知人の父上が亡くなられた。
72歳だった。
明日はわが身に起こることかもしれない。
世代的にそう感じる。
最後はミッシングリングが現われる。
なかなかの構成だと思う。
死をストレートに題材に選ぶのは難しい。
でも、その難しいことをこの作者はやってしまう
何度この人の作品を読んでも感動させられる部分だ。
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