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from: ハマジンさん
2010年06月24日 12時10分08秒
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ミハスの落日 貫井徳朗
海外の5つの街を舞台に書かれた短編集。
ミハス(スペイン)・ストックホルム(スウェーデン)・ジャカルタ(インドネシア)・サンフランシスコ(アメリカ)・カイロ(エジプト)。
5つの異国の地で起きる密室殺人や通り魔事件、家族の愛憎劇など貫井徳朗の魅力が詰まった1冊。
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これは6/18に読了。
海外が舞台で登場人物も外国人でサスペンス調の短編集…。
翻訳ものとは趣の違った不思議な魅力のある本でした。
異国情緒たっぷりの美しい風景もあれば、うらぶれた場末の娼婦街が出てきたり。作者は5ヶ国全部を実際に回り取材をしたそうで、その様子が「あとがき」に書かれていてそっちのほうが正直作者の「素」が見えて面白いかも。
短編には貫井氏の書く長編のようなアクの強さがないので少し物足りない中途半端な感じがありました。
5作品を連作にして、例えばサンフランシスコの話に出てきた生命保険の調査員が5ヶ国を回って保険金に関わる事件を解決していく…というような構成でもよかったかなと思いました。
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