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  • from: yeshangさん

    2011/05/20 10:08:52

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    「夜と霧」 ビクトール・E・フランクル(みすず書房)

     ナチスの強制収容所に収容されたユダヤ人精神科医師の被収容者体験記。

     働けるものは過酷な環境での強制労働、老人・病人などの労働に耐えないものはガス室送りになる。
     収容所では親衛隊員(SS)、監視兵それにカポーと呼ばれる同じユダヤ人から選ばれた監視員の理不尽な取り扱いや暴力を受けながらの未来の見えない生活が続く。
     著者はそのような中でも精神科医として努めて冷静に現状を見、被収容者のことを考え、行動や精神を分析しようとしている。
     病気や衰弱で肉体的に死んでいくものもいるが、精神的に将来への希望・期待をまったく失くしてしまったものも急に死に至るのを見ている。

     ショーペンハウエルの「死に至る病とは絶望である」を思い出させる。哲学者の大げさな言い回しと思っていたがここではそれを実証している。

     何のために生きているのか、生きていくためには何が必要かが語られている。

     小説というよりは体験記、ドキュメンタリー。

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コメント: 全1件

from: yeshangさん

2011/05/21 20:36:02

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「Re:「夜と霧」 ビクトール・E・フランクル(みすず書房)」
> >  キルケゴールの「死に至る病とは絶望である」を思い出させる。哲学者の大げさな言い回しと思っていたがここではそれを実証している。 > >

 ショーペンハウエルとしていましたが、キルケゴールの間違いでした。

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