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from: ハマジンさん
2012年01月15日 22時45分41秒
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黒笑小説 東野圭吾
東野さんのブラックユーモア13作入りの短編集。
丸い物がすべて巨乳に見えるようになって…「巨乳妄想症候群」。メル友に会うため写真と実物の差を埋めようとする女…「奇跡の一枚」など、シュールで笑えるお話。
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東野圭吾の長編は最近イマイチだし、ガリレオシリーズは好きじゃないんで…と思って短編を読んだ。
特に文学賞絡みの最初の4つはリアルで面白かったです。
何だか出版業界の裏側を見せ付けられたようでね。
解説を奥田英朗氏が書いていてこれがまたきびしーいお言葉。
「小説家志望のみなさんに言っておくと、編集者が情熱を注ぐのは、賞をとれそうな新人と売れる作家に対してだけである。あとは見事に放っておかれる。」ってさ。
そして東野さんはキャリア20年のうち14年は売れなかったそうで、売れた途端に豹変する編集者達を見てきたから、絶対信用していないそうです。
出版不況とはいえ駄作を売ろうとするのはやめてもらいたいわね。
○○かなえ、とかさ…。
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