定年を迎えて田舎暮らしを始める団塊世代の佐竹。手打ち蕎麦屋でもやろうかと悠々自適のカントリーライフを送るはずであったが…◆つかみは抜群で、お得意のマタギものを随所に織り込みながら話は進みますが、イメージとしては完全に尻すぼみ。文章は超上手いから読んでいても飽きないけど、まぁこの手のお話は大体こんな感じですわね。破天荒なオチをつける訳にもいかないし(笑)
ギリギリの○評価かな。
「長生き競争」「定年ゴジラ」「いとしのヒナゴン」とか、定年後とかふるさと創世なんかがテーマの話はほとんどが尻すぼみだね。壮年を迎えて一発逆転なんてお話はキツいかな(^_^;)