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from: yeshangさん
2012年04月23日 04時25分20秒
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「いっぺんさん」 朱川湊人著 (実業之日本社)
ノスタルジックホラー8編からなる短篇集。「いっぺんさん」は一度だけ願い事をかなえてくれるという山の中の祠に祀られた神様。童話のような話だ。篇が進むにつ
ノスタルジックホラー8編からなる短篇集。
「いっぺんさん」は一度だけ願い事をかなえてくれるという山の中の祠に祀られた神様。童話のような話だ。
篇が進むにつれてだんだんと大人の童話のようなホラー、奇妙な話が出てきます。
「逆井水」は女ばかりの住む村に飲めば若返る井戸の水があって、そこに行った男は若い美女に囲まれて過ごすが、実は逆井水を飲んで若返った老婆ばかりの山里。「高野聖」を思い出させるようなお話。
「八十八姫」は山村に残る風習で、選ばれて山の生贄にされる少女の話。
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作者は直木賞、ホラー大賞など受賞しているが、ホラーに類する本とは知らずに古書店で買ってきた。
余韻の残る話ばかりで各篇面白くは読みましたが、どうもホラーは避けたい気持ちがあって、読んだだけの話にして処分することにします。
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from: すばるさん
2012年04月23日 13時50分23秒
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「Re:「いっぺんさん」 朱川湊人著 (実業之日本社)」
朱川湊人、いいですね〜最近とんと御無沙汰だわ。
初めて「花まんま」を読んだ時「これって地味〜にホラーじゃん!」って、yeshangさんと同じ印象でした。
でも、ホントに「地味〜」なんで(笑)、ほとんどホラーと意識しなくていいですね。
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以下2007年の自己発言
「いっぺんさん」朱川湊人
朱川さんお得意のノスタルジックホラー短編集。タイトル作品の「いっぺんさん」、いや涙ダバダバでした。
幼なじみと一度だけならお願いをきいてくれる祠を目指していく物語なんだけど、思いもよらない展開で…
最後の「八十八姫」はゾクゾクと寒気がはしる作品でした。
どうやってアイデア考えているのか興味深いです。この2作品を読むだけでも価値があると思いますよ。
このところ「赤々煉恋」「水銀虫」と2冊続けて外れでしたから、ホッとしました。
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自己発言読んで思い出したけど、そう言えばこの本は「いっぺんさん」以外、大して面白くはなかった印象が…(^_^;)
やっぱり読後感想はほんの少し、メモ程度でいいからちょこちょこっと書き残しておくのがいいですよ。
「花まんま」の自己発言も探しましたが、この板を開設する前に読んだ本でした。これもお勧め。文章がすごく上手な作家さんなんで安心して読めます。
まだ未読本が2〜3冊あるんだけど、私にとって朱川作品では「赤々煉恋」「水銀虫」と「スメラギの国」はハズレでした。
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