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from: yeshangさん
2012年04月30日 23時02分46秒
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「火天の城」 山本兼一著 (文春文庫)
岡部又右衛門以言(もちとき)、以俊父子が岡部一門の大工を引き連れ安土城を築く話。
当時としてはちょうど霞が関ビル、新幹線を建設するのと同様のビッグプロジェクト。さまざまな困難があり、完成まじかにも大問題が発生するが、それを乗り越え、解決して安土城を完成させる。
安土城はその後の本能寺の変に関連して焼失してしまうが、今に残っていればとつくづくと思わされる作品です。
以言、以俊父子の親から見た息子の未熟さ、息子の親に認めさせよう乗り越えようとする気持ちが衝突しながらも以俊も親の苦労を味わい、以言も息子の成長を感じるようになる。
プロジェクトの大小に関わらず、プロジェクトマネージャーをやると同じような困難や問題に突き当たるでしょう。技術の面もさることながら関連して出てくる作業や諸問題、とりわけ人を束ねる難しさなど感じるところは多いと思います。
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「火天の城」 、「いっしん虎徹」は著者は何年か建築家、刀師のもとに通って身を持って経験して書いたものとの本の紹介があり読んで見たくなったものです。とはいえ同時に買ってきた「いっしん虎徹」とともに半年ほど積読になっていたものをやっと引っ張り出して読みました。引き続いて「いっしん虎徹」を読むこととしています。-
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