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  • from: yeshangさん

    2012年05月28日 17時37分26秒

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    「闇の華たち」 乙川優三郎著(文春文庫)

     「花映る」、「男の縁」、「悪名」、「笹の雪」、「面影」、「冬の華」6篇からなる短篇集。
     いずれも江戸時代・維新前後の下級武士たちの話のアラカルトです。

     酔っ払った相手に因縁をつけられ、切り殺された友人の仇を成り行きで討つことになる「花映る」、「男の縁」は地方の藩に召抱えられ藩の歴史だけでなく家臣譜まで書くことになった江戸にいた浪人学者が知ったこと。「悪名」はチョット悪さのひどい武士だが、その実、陰で大切な仕事をしていたという話など。

     乙川には藩の歴史編纂の形をとった小説「露の玉垣」がありますが、ここでは正史でなく外記・外伝にも残らないが、やはり書き留めておきたいといった武士たちの話が書かれています。
    ―-------------------------
     時代は異なりますが、武士を今のしがないサラリーマンに置き換えれば、いずれも身近にありそうな、おこりそうな話です。

     気楽に読んで面白い本です。

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