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from: ゆう - 2さん
2012/07/16 12:32:14
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「散り椿」葉室麟
(角川書店)かつて一刀流道場の四天王と謳われた瓜生新兵衛は亡くなった愛妻・篠との約束を守り、山国の小藩に帰郷した。彼は上役の不正を訴え藩を追われた身だった。新兵衛を居候として迎える事になった甥の坂上藤吾は藩の不正をめぐる権力抗争に巻き込まれることになる。新兵衛と篠、かつて篠と恋仲だった榊原采女、篠の妹で藤吾の母の里美、それぞれの想いと権力抗争がともに描かれていて先が気になって読みました。藤吾の成長も頼もしいです。
花びらが一片一片散っていく散り椿・・・この花が印象に残るシーンになっています。
結末は賛否両論あるかと思いますが、私はこの結末が好きです・・・予約本でしたので、他の本を中断して読みました。★です。
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