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  • from: yeshangさん

    2012年10月07日 04時08分16秒

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    「狂い咲き正宗」 山本兼一著 (講談社文庫)

     江戸末期、刀剣好きで御腰物奉行・旗本の長男ながら家を飛び出した黒沢勝光、光三郎と名乗り行きつけの刀剣商ちょうじ屋に入り婿に。

     刀にまつわる正宗、村正、清麿、康継、国広、助広、虎徹の7章からなっています。それぞれの名刀に絡んだ面白おかしい話になっています。
     山本兼一は刀鍛冶に入門して何年か修業したと聞いていますが、「いつしん虎徹」同様刀に関する話は玄人です。

     気楽に読んで面白い本でしょう。続編に「黄金の太刀」がありますが、文庫本が出て暇があればというか命があれば読んでもよいなあと思っています。
    ----------------------------
     祖父が大工をやっていたので、家にはノミ、鉋、のこぎりなどがごろごろしていたので刃物には興味があります。今は木工大工、料理も趣味ですが大工道具、刃物を見ると心躍るところがあります。
     30センチ以上はある手打ちの刺身包丁など見ると買うつもりはないものの見とれてしまいます。刀を見るのも好きですが、いいものはいかんせんお金もないし維持管理する自信もありません。

     それで、時々には自慢の鉄木の木刀を眺め、竹刀と木刀を振り回している次第。

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