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  • from: ハマジンさん

    2012年11月22日 18時03分37秒

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    東野圭吾  天使の耳

    深夜の交差点で衝突事故が発生。信号を無視したのはどちらの車か。死んだドライバーの妹が同乗していたが、女は目が不自由だった。しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべき方法で兄の正当性を証明した。日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー。
    -------------------------------------
    交通課が扱う、主に事故を中心とした6つの短編集・・・
    「天使の耳」「分離帯」「危険な若葉」「とおりゃんせ」「捨てないで」「鏡の中」。

    どれも秀作でした。特に運転を生業とするすばるさん、読んでいなければ是非!

    ごくありふれた交通事故から始まる物語ですが、読むうちに警官の感じる違和感がどんどん膨らんでくるんです。それは真相を隠そうとする加害者や被害者、目撃者といった人々の思惑、事情そして黒い復讐心。
    真相を知りたい読者を、東野氏は様々な伏線で騙しながら最後までぐいぐいと惹きつけます。そして読み終わってみれば短いストーリーの中で見事に完結し、人間の弱さや怖さにゾゾっとするんです。

    東野圭吾は断然、初期の作品が面白いです。近年の小説と「面白さ」の質が違います。
    ★4つです。





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