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  • from: yeshangさん

    2013年07月31日 12時56分33秒

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    「脊粱山脈」 乙川優三郎著 (新潮社)

    戦後の子供のころを思い出させる作品です。後半まで読み進めたところてす。

     主人公は上海から復員してきて、故郷への列車の中で世話になった木地師のことから話は始ります。

     復員して御徒町で用心棒をした飲み屋のママや、その後叔父の遺産を継いで気ままな生活になりながらも、木地師(ろくろで木をくりぬいて椀や盆、こけしなどを作る工作人)、に興味を持って木地師のことを調査して歩く物語になっています。

     その中で、御徒町のママや木地師の調査で知り合った女性との深い仲もあって、これはあまり好きではないのですが、その後の展開に興味がそそられます。

     いい作品とは思いますが、金持ちになった男の振るまいとして何かやるせなさをを感じました。
     私は金はないものの極楽蜻蛉の生活を送っていますので、ちょつとは参考になります。

     著者は戦後の1953年生まれ。もの心ついた頃はもう日本は戦後の面影の少ない時代でしょうが、よく書けているのは歴史私小説を書いていきた筆者の力ではないでしょうか。

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