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from: yeshangさん
2013年09月04日 14時04分35秒
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「地のはてから」(上・下) 乃南アサ著 (講談社文庫)
大正の初期、農家の娘とわが幼いころ、農家の次男坊だった父親が株で失敗して、莫大な借金をしたことから、一家は夜逃げをして北海道開拓団に入ることになる。
場所は知床半島、網走の東。そこから、一家は生きていくための生活が始まる。
戦争を生き抜いて戦後までの話ですが、一家もとわも何としても生きていかなければならないし、戦中、夫の出征後、そして戦後には子だくさんの子供たちも養っていかねばならない。
今から思うとすさまじい生き方だが、当時はそのような人や家は珍しくもなかった。
少し前には派遣切りとかホームレス、そして今は生活保護の増加が議論されていますが、大した苦労もなく、なにもしなくても生きていける平和な時代になったものだと思わされます。
おぼろげな記憶しかありませんが、私の小さいころはまだまだこのような余韻の残る世の中だったと思います。
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講談社創業百周年記念書きおろし作品ですが、文庫版が出ましたので買って読みました。-
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