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  • from: yeshangさん

    2014年03月26日 20時24分02秒

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    「住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」 川口ロマーン恵美著

    第一章は「日本の尖閣諸島、ドイツのアルザス地方」の対比で、日本の尖閣や竹島に対する世界へのアピールのなさ、下手さ加減が気になります。

     第二章の「日本のフクシマ、ドイツの脱原発」では、ドイツでは福島原発事故で大騒ぎ。今にも死の灰がドイツに来るのではと、そして時代錯誤の日本論まで出る始末。
     ドイツも脱原発を進めていますが、再生可能エネルギーの買い取りのため産業用・家庭用電気料金はとてつもなく高騰とか。

     第三章では「休暇がストレスのドイツ人、有給を取らない日本人」。
     恵まれた休暇と病気休暇の制度があるのに、本当にそれがよいのか? 日本人は病気でも病休を取らないのはドイツ人には不思議。そして、いやな仕事は外国人労働者に。それが若者の就業を遅らせ、失業者問題に。外国人労働者は失業してもドイツに住み続け、社会問題に。

     第四章は「ホームレスが岩波新書を読む日本、チャンスは二度だけのドイツ」
     小学生で進路がきめられてしまうドイツ。そして、エリートは自分たちの経歴から学校制度改革には抵抗して、階級社会を守ろうとしています。

     第五章は「不便を愛するドイツ、サービス大国日本」
     サービス皆無と思わせられる鉄道や商店、便利さを知らないことか来る無知とも思われるドイツ人の感覚。日本で住んでみればわかるのでしょうが・・・。

     終章では「EUのドイツはアジアの日本の反面教師」
     EU統合とユーロの導入で、ドイツは人・モノ・金・サービスの垣根が亡くなりました。
     問題は人の流れ。ドイツに労働者や移民が流入して。そして、ギリシャやイタリアなどの経済破綻国の尻拭いを。

     日本は、TPPを進めようとしていますが、問題としては農産物のことばかりです。
     それもありますが、人の移動は大変な問題を抱えています。ドイツのように日本にあらゆる種類の、労働者・移民が増えると、まずは単純労働から日本人はいなくなり、失業した外国人労働者の面倒もみなければいかなく(失業しても外国人労働者はドイツの例のように帰国しません)、サービス分野では、アメリカの健康保険会社の進出が言われています。金持ちは健康保険会社に入って手厚い医療が、普通の人は日本の健康保険に、生活保護者は無料の医療ですが、この関係がシッチャカメッチャカかになる危険性をはらんでいます。

     TPPの農業問題は対処しようがあると考えていますが、それ以外の皆が気付かないところに大きな問題をひそめています。

     しかし、私も感じましたが海外で生活すると、その国の良いところと日本の良いところが実感されます。そして、悪いところも。格差社会と言っても日本は単なる金持ちと普通の人間(昔は中産階級といっていました)の社会に見えます。

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