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from: yeshangさん
2015年07月22日 23時27分05秒
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「チベットに舞う日本刀」 楊 海英著 (文芸春秋)
チベットと日本刀の題名に興味を持って読んだのですが、前半を読んだところです。。満州での興安軍官学校に入学したモンゴル人のお話ですが、物語でなく、ノンフ
チベットと日本刀の題名に興味を持って読んだのですが、前半を読んだところです。。
満州での興安軍官学校に入学したモンゴル人のお話ですが、物語でなく、ノンフィクションでした。
興安軍官学校の様子や日本の敗戦の様子が描かれていて、ソ連軍、中国軍の残虐行為が随所にあって、歴史認識を考えさせられる内容です。
きれいごとを言っても、中国もソ連・ロシアもひどいことをやっています。
それに、モンゴル人を都合よく使って、内モンゴルの独立を、外モンゴルとのモンゴル人の国づくりを妨げてきたソ連・中国の歴史がよくわかります。
中国のいう歴史認識、朝鮮・韓国の大戦に参加しなかった・できなかった・蚊帳の外の国の歴史認識は、戦争を身をもって体験してきた、自国の歴史を直視しない国には、どうしようもないとの思いがします。
後半のチベットへ侵攻するモンゴル騎兵隊がどのように展開していくか、日本軍に育てられたモンゴル騎兵隊の、中国に洗脳されたモンゴル騎兵隊の振舞いに興味を持ちながら読み進めることとしています。
中国、ソ連・今のロシアも本書を読めば少なからず反省させられると思う内容です。
でないと、人間ではないでしょう。
著者はモンゴル人です。
from: yeshangさん
2015年07月28日 23時08分20秒
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ようやく読み終えましたので、再度載せます
満州国で興安軍官学校で育成されたモンゴル人騎兵の話。優秀な者は日本の陸軍士官学校に入学し、満州に戻って、興安軍官学校の教官となり、満州の日本軍の将校にもなるが日本の敗戦で、中国の配下になる。
モンゴル人騎兵は中国の進めるチベットの進攻に「夷をもって夷を制する」政策のもと、兄弟の関係にもあったチベットを攻めることになる。その結果は、チベットが中国に併合された後は、今度は、モンゴル人騎兵が中国から抹殺される運命になる。中国の少数民族支配の実態を描いている。
読み終えるのに時間がかかりました。
中国と少数民族、中国の近代史に興味のある人には是非ともおすすめしたい本ですが、一般受けする内容ではないでしょう。
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