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from: yeshangさん
2016年06月21日 18時59分13秒
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「天才」 石原慎太郎著 (幻冬舎)
田中角栄元総理のお話です。
角栄が自己を語る形で大正7年に生まれ、平成5年に亡くなるまでを書いています。
石原慎太郎は当時晴嵐会で、角栄と対立していましたが、ここにきて角栄の先見性と偉大だったことを改めて感じ、それをこの小説にしています。
ロッキード事件で挫折したように見える角栄ですが、そこにはアメリカの陰謀や裁判での裁判官、証言者、自民党内の対立等があって実態は違たものかもしれない、実は無罪出なかったかとの思いにさせられます。
わたくしは、大学3年生のころ、田中角栄の「私の履歴書」(日経新聞社)を読みました。
当時田中角栄は自民党幹事長でしたが、すごい人だなあとの思いがあり、その後、首相になって出された「日本列島改造論」は日本の将来に大きな希望と期待を持たせるものでした。
努力と実行力、先見性は、今思うとやはり天才だったのでしょう。
松戸伊勢丹のジュンク堂では売れ行きNo.1になていました。
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