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from: yeshangさん
2016年08月01日 17時57分44秒
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「陸王」 池井戸 潤著 (集英社)
588ページの大冊で、やっと読み終えました。
老舗の中小企業・足袋製造会社がじり貧の足袋の製造から新規事業にとランニングシューズに進出、一方足の故障で大手メーカーから支援を打ち切られた長距離ランナーとのお話です。
大企業でも企画部門や新規のプロジェクトチームは、資金力、有力銀行があるとはいえ同様の経営上での苦労を持っていると思います。中小企業だけでなく、企業のサラリーマンにはいい本です。
そして、長距離レースの面白さを見せられるお話でした。
当初、文庫本をハードカバーにしたような作りたと思いましたが、地味なカバーを外すと表紙は結構凝ったものになっています。
初出は「小説すばる」2013年~2015年4月ですが、今年の本屋大賞にノミネートされることは間違いないでしょう。
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