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  • from: yeshangさん

    2016年12月09日 19時42分39秒

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    「三日月」 森 絵都著 (集英社)

    昭和30年代から現在に至る塾を経営する親子孫3代にわたる物語です。

     千葉県の小学校の用務員ををしていた大島吾郎は傍らで小学生の勉強の面倒を見ていて、それが評判となり、人数が増え、教育に疑問を持っていた教師の赤坂千明と塾を開くこととなります。2人は結婚し、塾を自分たちの理想をもとに規模を拡大していきます。
     時代の流れで、補習塾にこだわる吾郎と進学塾にしようとする千明の間に齟齬が生じてきます。
     補習塾・わからない子供を助けようとしている吾郎と、これからは進学塾がと思う千明の考えの違いで二人は戸籍はそのままに分かれていきます。

     その後、千明の塾は発展していきますが、一人になった千明はさらに、中堅の学習塾・進学塾へと突き進んでいきます。吾郎・千明の子供たち、孫までが塾に関わることになり、時代の要請もあり塾は様々な形で展開されます。

     政府の教育方針、ゆとり教育やその後の方針転換、学校の週休2日精の導入など様々な変転があり、塾も文部省との対決状態から共存へと変わっていきます。

     2人の教育についての情熱と問題に対処しようとする姿勢は教育者、子供を抱える父母、教育に志す人にも参考になると思います。

    --------------------------------
     私も吾郎の用務員室でのような学習塾を開けないかと思っています。
     実家には廃業した商店が町の中心地にあり、学習に行き詰った子供や将来性のある子供の勉強や手助けになる場にできないか考えています。
     弟は町の小学教頭、弟の妻も小学教師でしたので、2人の意見を聞いて考えたいと思っています。
     ボランティアに近い形で進めたいと思っていますが、町の小学生も少なくなっていて、どれだけ需要があるかが問題と思っています。

     子供にとってちょっとした引っ掛かりや行き詰まりが勉強意欲に関わってくると思っていますので、それらを解消し、やる気を出させられることにつながればと思っている次第ですが、まだまだ検討段階です。

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コメント: 全1件

from: yeshangさん

2016年12月09日 19時46分53秒

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本のタイトルの「三日月」は「みかづき」の誤りです。
 変換ミスをしてしまいました。

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