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  • from: yeshangさん

    2017年07月03日 19時27分20秒

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    「家康、江戸を建てる」 門井慶喜著 (祥伝社)

    天正十八年(1590)夏、秀吉の軍勢が北条を包囲していた時、有名な「関東の連れ小便」で、秀吉から徳川家康に北条家の旧領はそっくり徳川に差し上げようと、代わりに現代の所領は全部差し出せとの話が・・・。

     家康は配下の反対を押し切り関東に移ることとしました。
     駿河、三河等とは違いそこは湿地帯が多く未開の土地と言ってよい地域で京・大坂からも離れています。
     この土地を利根川の付け替え、玉川上水等の上水道の整備、世間に流通する金貨の発行、江戸城の建設等着々と江戸の土地の開発と建設を進め、江戸幕府開設以来260年続く江戸時代の礎を築きました。

     もちろん家康一人が先頭に立ってやりおおせたことではなく、それぞれの専門家、人材を使い、また、任された者たちは正に寝食を忘れた働きをし、次々と江戸の建設が進んでいきます。

     私は、以前にも書いていますが、人一人が頑張ればそれなりの成果は出る、しかし、機械を使えばさらに効率が上がる、そして、人を使えばさらに大きなことができると言っていますが、家康の人使いのうまさがここに出ていると思います。

     ここでのプロジェクトの成功話も参考になりますが、家康の人使いは見習うべきだと感じました。
     ストーリーとしても面白いのですが、若い人、プロジェクトマネージャー、経営層にはいい本だと思います。

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