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from: yeshangさん
2017年09月05日 19時39分55秒
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「琥珀の夢」 伊集院静著 (日経新聞連載)
日経新聞連載小説で、副題は「小説,鳥井信次郎と末裔」となっています。
サントリーウィスキーの創始者の鳥井信次郎と後継者のお話です。
赤玉ポートワイン、サントリーの角瓶、オールドを生み出した信次郎にそれに続く今のサントリービールをものにした信吾まで。
しかし、信次郎の赤玉、ウィスキーに取り組む姿が中心になっています。
信次郎は母親の影響もあり神仏に信心深く、人一倍の体力と粘り、研究熱心で今の事業の礎を造りました。途中で若い時の松下幸之助が出てきて、ああ、こういう時代だったのだあと思いました。
そのうちに単行本化して出てくると思いますが、読まなくても手元に置いておきたい本になると思います。
先に書きました、神仏に信心深く、人一倍の体力と粘り、研究熱心・勉強熱心、そしてそれを続ける力は大きな人を作るのだと思う次第です。
私は、10年続ければ一人前になり独り立ちできると思っています。
10年続けられたものはそれなりになっていますが、1、2年でも欠けたものはいい加減に終わっています。
英語、ブラスバンドのトランペット、などなど多くあります。
昔の職人は3年で基礎、6年でそれなりに、9年で技術を習得し終え、のこり1年はお礼奉公として一人前になり、独立したそうです。
今の学制の6・3・3制はその意味で根拠があると思いますが、世の中の進歩で今はさらに大学の4年、修士の2年が求められる世になりました。
私が就職した1971年、既に大卒の内定者の3割は修士でした。
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