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  • from: yeshangさん

    2017年09月15日 19時25分04秒

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    「蘇我の娘の古事記(ふることぶみ)」 周防 柳著 (角川春樹事務所)

    大化の改新(645)から壬申の乱(671)それから太安万侶の今ある古事記ができるまでのお話です。

     百済人、船恵尺(フナノエサカ)は国史「大王記」を編纂していました。
     そこに蘇我氏から側女に産ませた娘コダマを授けられ、オオタカ、ヤマドリ兄弟とともに育てることになります。成長して、ヤマドリとコダマは夫婦になりますがコダマは幼いころに盲目に、しかし、コダマは記憶力がよく、子供のころから恵尺やいろんな人の古いお話を聞くのが大好きでした。

     壬申の乱で恵尺とヤマドリをなくしたコダマは気を落とし尼となっていましたが、これまでに聞いてきた古いことを書物にまとめようと筆記者の尼の手を借りて古事記(ふることぶみ)を完成させることになります。
     それが今日の古事記につながるのです。

     種明かしをしてしまったようですが、本書のストーリー、童話のようなメルヒェンのようなお話、それに動乱の中のお話はは本書を読んでいただきたいと思います。

     古事記は以前に現代語訳で読んでいましたが、ここでは古事記に関するお話が随所でコダマの効いたお話として出てきます。
     古事記は日本人として、日本人の歴史、文化、生活のルーツとしてぜひ読んでほしい本です。

     古事記の一端を知るうえで、ストーリーとしても面白いと思います。
     私は、書店で見て気になっていたのですが、日経新聞の読書欄をみて購入しました。

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