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from: yeshangさん
2017年12月06日 20時58分16秒
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「天子蒙塵 第二巻」 浅田次郎著 (講談社)
宣統帝愛新覚羅溥儀を中心に北京の紫禁城を追われて満州に新国家を造ろうとするところまでが述べられています。
しかし、本書は壮大なシリーズものになっていて、「蒼穹の昴」、「珍妃の井戸」、「中原の虹」、「マンチュリアン・リポート」の清朝の時代、日本の満州支配の時代の歴史感覚がないと読み進むには難しいかもと思います。
これだけでも一通りの内容は理解できますが、先に掲げたものの前提知識があって面白く読めると思います。
私は上記のうち「珍妃の井戸」だけはまだ読んでいませんが、機会があれば読みたいと思っています。シリーズものとしてお互いに歴史の流れと人物の関連、ストーリーがつながっているからです。
ただ、どれを読んでもそれなりに面白い本だと思われると考えます。
私は、中国と中国の歴史に関心がありますので興味深く読みました。
第二巻とあるように本書には続きがあります。出版され次第読むつもりでいます。
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