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from: yeshangさん
2019年07月31日 21時03分31秒
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「第一阿房列車」 内田百閒著 (新潮文庫)
百閒先生は全くの乗り鉄で、東京から大阪、静岡、鹿児島、福島・浅虫、
青森・秋田、山形それぞれへの東京に戻るの鉄道旅の話ですが、観光地や名産品
・地方の料理などには無頓着で、ひたすら列車の旅を楽しんでいるようです。
お供に(ヒマラヤ)山系君を伴い、山系君の世話で各駅の管理局や局長室の人々、
切符・宿の手配をしてもらい、乗り換えや降りたった駅周辺をぶらぶらする旅
です。
本書の解説ある通り、山系君は国鉄の雑誌編集者・平山三郎氏なので、各駅
には知り合いが多く、いろいろお世話になりながらの旅のお話です。
阿房(あほう)列車は百閒の代表作の一つで、名前は知っていましたが、たまたま
息子の本があったので、読んでみました。「第二阿房列車」も拾ってきました。
どこがおもしろいのか読み進めましたが、暇つぶしに読むにはもってこいのような
内容です。
行きがかりで「第二阿房列車」も読んでみようと思っています。
乗り鉄ファンには面白く読めると思います。
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