「裁判長！ここは懲役４年でどうすか」 北尾トロ 鉄人社

裁判の傍聴記録です。まぁ、軽い暇つぶしなら。
著者が描くイラストがまた、下手ウマならぬ下手ヘタで… (笑)
私が左手で描いてもちょっと真似出来ないなぁ〜！

「果断 隠蔽捜査２」 今野敏 新潮社

いや〜一気に読んでしまいました。これは面白かった。
「空飛ぶタイヤ」を抜いて今年のナンバー１ですね。過去読んだ全ての本の中でも５指に入るほど面白かったです。

超堅物の警察庁キャリアの竜崎は、息子の不祥事のために警察署署長というポストへ左遷された。
所轄にて拳銃を持った強盗犯の立てこもり事件が発生。強行突破で犯人を死亡させてしまった。

責任論が取り沙汰される中、新たな疑問点が浮かび上がってくる。

竜崎と言う人物を知る上で「隠蔽捜査」は先に読んでおきましょう。図書館の文芸員の大のお薦めでした。

こんなまともな警察官がいないからこそ、小説として成り立ってしまうのが少し複雑な思いですけどね。(^^);


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作品の中で竜崎が長男に薦められてアニメのＤＶＤを見るシーンがあるんだけど…何のアニメかなぁ〜スッゲー見たい！

「むかし僕が死んだ家」 東野圭吾 講談社文庫

上手い！プロット完璧だわ！私の嫌いな記憶喪失ネタもすんなり納得！

自分の幼少期の記憶が曖昧な元カノが、鍵になるかもしれない場所に一緒に行って欲しいと頼み込む。

あとがきにもありましたが、伏線伏線で、これぞ推理小説って感じでしたよ。作家たるもの、ここまで頭ひねれよってのが正直な感想。

ポチさんの意見も聞いてみたいところだけどね〜(笑)

「アレルヤ」 桜井鈴茂 朝日新聞社

最初の５ページで挫折した。意図的にこういう書き方なのか、段落を付けずに、ずーっと文字が続いて…それでいてつかみもないし、全く論外。

「エスケイプ／アブセント」 絲山秋子 新潮社

学生運動に明け暮れた双子の兄弟の話。

何これ？が正直な感想。前に読んだ「イッツ・オンリー・トーク」もまるで面白くなかったし、トコトン肌に合わないんでしょう。(^^);

今月のワースト２です。

群ようこ　集英社　いやぁ〜　始めから終わりまでしっかり中身が詰まってて面白かったよん　(^.^)b主人公小美代の生まれてから50代のおばちゃんになるまでの波瀾万丈な芸者人生を描いたものです　装画が甲斐ﾖﾈというかたで味があって中身に合ってる！　で　ｱｼﾞｱﾝﾀﾑﾌﾞﾙｰは中身が薄かったんで棄権しました…某冊子に紹介されてたのになぁ( -_-)　あの冊子、捨てちゃおう（笑）

「あなたがパラダイス」 平安寿子 朝日新聞社

更年期にさしかかった女性たちのお話。

平さんの「くうねるところすむところ」が割と面白かったので、以後図書館に新刊本が入る度に読んでいますがイマイチ。
この作品に至っては沢田研二の賞賛本。とにかくジュリー！ジュリー！ジュリー！まぁここまで徹底してたら、諦めるさ！(笑)

山田詠美よりはましだったけど、とてもお薦め出来たもんじゃありません。更年期障害の参考書としてなら…(^^);

宮部みゆき　新潮社　ｶﾊﾞｰ表裏ともに昔の東京ﾀﾜｰあたりの地図になってます　初めての小説以外の単行本らしいです　暑い夏に読むのにﾋﾟｯﾀﾘ！　真夏の忠臣蔵を歩いたり罪人が引き廻しされた二つのｺｰｽを調べ、実際に一つのｺｰｽを辿って見たり、刑場跡まで行ってるし〜読んでて涼しく？なりましたよ…　その他五ヶ所歩いてます　宮部さんのは読んだ事ないから、どんな人なのか顔ぐらいしか知らなかったけど、この本読んでから性格とか生まれが深川だったんだ〜って事が知れたかな〜　あと　ｽﾀｯﾌにあだなをつけるのがうまい！ってことも〜

今の私のランキングね。
１凍 沢木耕太郎
２ＤＩＶＥ！ 森絵都
３空飛ぶタイヤ　池井戸潤
４さまよう刃 東野圭吾
４幻夜 東野圭吾
６ビタミンＦ 重松清
７ワイルド・スワン
８日曜日の夕刊 重松清
８卒業 重松清
８今夜は心だけ抱いて 唯川恵
８博士の愛した数式　小川洋子

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この後を考えてみました。なまら難しい〜さ！

二重丸の本は57冊でした。もう20冊越えたら順位立ては無理だわ！(笑)

12恋愛中毒
12臨場
15蒼穹の昂
15亡国のイージス
15ＴＵＧＵＭＩ
15神は沈黙せず
15キッチン
15容疑者χの献身
15オペレーション・ローズダスト
15チーム・バチスタの栄光
15ヒートアイランド

かな〜(笑)

ポチさんと、ポチー２さんと 違う人なの？（←_←？） 話がよく見えないんだけど(－Ｑ－)