「邂逅の森」教えてくれたの誰だっけ？すずさん？ハマジンさん？
めっちゃ面白い〜！あっという間に半分読んじゃった(笑)

青春　ひまわりのかっちゃん・・西川つかさ　ひまわりのかっちゃんの第２弾です。今回はお父さんの転勤で北檜山町から倶知安町へ引っ越して中高生時代を振り返って書いています。かっちゃんのお兄ちゃんは勉強も出来、美男子なんだけど函館中部高校の受験に失敗し、函館で知り合いの家に住みながら、再度高校受験を目指していたところ、父親の転勤で倶知安の高校に入学。かっちゃんは、東君との約束でお兄ちゃんの希望していた高校に行きたかった為毎日毎日勉強ばかりしていた。ところが両親の猛反対で、かっちゃんの描いていた人生とは、はるか遠いものに・・・。相変わらず笑いあり、涙ありの文章でした。これ、まだ続きあるのかな。児童書扱いなので３時間位で読めますよ。家族・兄弟・友情・進路・夢など熱くなるわ！

審査せず・・伊野上裕伸　震えるメスを書いた作者なんだけど、かいつまんで言うと、大東自動車という自動車会社のグループ販売会社の息子が、フェラーリの中古に乗りたくて、父親の部下と一緒にフェラーリを見に行って、欲しくてすぐに乗りたくなってしまい、自賠責しか入ってないのに、乗って事故を起こし医者を死なせ、その賠償金１５億を払うために、保険の手続きの偽装したり、コネを最大限利用する話。最後読み終えた時には、なんかしっくりこない話で、保険が・・・掛けられてないのに、ズルして１０億もの大金を貰えるし、こんな世の中でいいのかー。って思ったり、これっていったい誰が主人公だったのかな。はっきり言うと軌道がずれて終わった感じだわ。

「屈折光」鏑木蓮 講談社
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岩手県で獣医を営む内海綾子の恋人・森田が遺体で発見された。
創薬コーディネーターだった森田は、常に巨額な契約を交わす現場に身を置いていた。
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最近、医療小説が続いてしまってちょっと食傷気味。
医者でもなく、医学部にいた訳でもない作者がよく書いたね〜ってのが、正直な感想かな(笑)
種明かしがあまりにあっさりしていて拍子抜けしました。
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医療小説に於いては、臨場感、物語としての面白さは、やはり海堂尊がお薦め。
黄本と朱本と黒本でいいんじゃないかな〜これでピンと来る人はそれなり通！(笑)
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深夜の「OUT」組のハマジンです(笑)

舞台は西サハラ。通称「灰色熊」と呼ばれる闇のフィクサーに憧れて強引に弟子入りをした正次は、サハラ砂漠の鉱山を守る初仕事に参加するが、最初から囮として捨てられる運命にあった。敵の捕虜となった正次は自力で逃げ出し、解放軍の女兵士シャヒーナと恋仲になるが仲間の一人に彼女を殺され自らも左腕をなくす。そして密航船で日本に帰り、「灰色熊」こと隠岐浩蔵とその仲間へ壮絶な復讐を始める。
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この板で船戸与一が登場したかどうか…？ですが、けっこうこの人は好きで読んでいます。ハードボイルド(の定義ってよくわからないんだけど実は)という人もいるようですが、私は冒険ロマン小説と呼びたい。
何と言っても最高なのは「砂のクロニクル」なんですが、読んだのは随分前なので再読しようと思って買いに行ったついでにこの「猛き箱舟」を買って先に読み始めました。

行ったこともない、これから行くこともないだろう場所で、機関銃で脳みそを吹っ飛ばすような闘い、解放軍に全てを捧げた美しい女兵士。国家のために裏で働く男…。
理屈抜きに非日常の世界を体験する楽しさがありました。

BT'63・・池井戸潤　　　池井戸潤の魅力再発見って感じかな。大間木琢磨（おおまぎ　たくま）は、精神の病で入退院を繰り返し、ついには妻とも離婚。実家に帰り母との２人暮らし、父は５年前に亡くなり、ある日押入れから、父のものと思われる見たこともないユニフォームを発見！そこから昭和３０年代にタイムスリップ・・・　BT・・ボンネット　トラックの略なんだね。ハマジンさん紹介してくれてありがとうございました。面白かったですよ！・・・ゴメンでも私はやはり「空飛ぶタイヤ」や「銀行仕置人」のほうが１位、２位というとこかな本当にゴメンネ。面白いのに１位にならなくて。でも池井戸潤作品は好きなのでまた読みます。

「凍える牙」乃南アサ 新潮社
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深夜のファミレスで男が炎上するという事件が起きる。
機動捜査隊の刑事・音道貴子は捜査班として組まされた滝沢と反目しながらも犯人捜査にあたる。
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乃南アサの代表作品。確かに代表作と言われるだけあるなぁと思いましたが、逆を言えば、これだけ読めばＯＫかな〜(笑)
結局、オオカミ犬の能力は凄かったで終わってしまった。すげー消化不良です。
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ナナさんが「音道貴子シリーズだけは全部読んだ」って気持ちはよく分かりましたわ。
キャラは立っているから、その後を読んでみたくなりますね。
「駆けこみ交番」みたいな作品に音道貴子が登場すると笑えるのに(^^);
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私としては、女性刑事が活躍するお話なら大沢在昌の「天使の爪」や誉田哲也の「ストロベリー・ナイト」「シンメトリー」を薦めるかな〜(^^);
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あらあら、まあまあ、すばるさんもチミさんも３人が繋がっているのバレてしまいましたねー。そもそもこの板に参加したのは、すばるさんが図書館に来て、板の面白いことをいっつも言っていたので始めはすばるさんにも内緒で参加したら、読書の傾向が、もしかしてナナさんは・・・とすばるさんとチミさんが言い当てたというのが始まりだったよね！すばるさんとよくカブッタしね。でも間違いなかったわ。めったに雑談参加しないけど見てるしね、確かに面白いというか楽しみなのでこれからもよろしく！遅くなってしまいましたが「きょうちゃん、誕生日おめでとう」

「聖母 ホスト・マザー」仙川環 徳間書店
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子宮摘出手術を受けた美沙子は、どうしても諦めきれず代理出産を考えていた。
違法な訳ではないが、クリアすべき諸問題が次々と持ち上がる。
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さすがに、男性である私には、何故ここまでしなければならないのかとの思いの方が強くて、感情移入出来ませんでした。
自分には子供はいるし、子供が出来ない知人夫婦もいたから、どちらの側面も分かる気でいましたが、やっぱり当事者じゃなければ分からないんだろうね。
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ドンデン返しって感じではありませんが結末はちょっと意外でした。「ししゃも」よりはまとまっていました。
にしても△評価です。
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「複合汚染」有吉佐和子 新潮文庫
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農薬による土壌汚染や、合理化が生み出した水質汚染などに警鐘を鳴らすセミドキュメンタリー。
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小説っていうより新書に近いかな。有吉佐和子が何も分からない素人を演じて、難しい問題を分かりやすく解説していくって感じ。
タイトルだけは知っていたんだけど、何か「政財官の癒着にメスを入れる問題作！」あたりなんだと勘違いしてましたわ(*爆*)
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今の時代に読むなら「食品の裏側」が面白かったです。
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