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from: yeshangさん
2014年09月30日 23時33分39秒
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読書好きか
雑談です。長男の部屋を見るとこれはよく本を読んでいると感心させられます。子供たちは全員一人暮らしを始めていますので、残されている部屋の印象です。私も読
雑談です。
長男の部屋を見るとこれはよく本を読んでいると感心させられます。子供たちは全員一人暮らしを始めていますので、残されている部屋の印象です。
私も読みたいと思っていた本もあって、だまって借用しています。しかし、中国の本(原書)も結構あって、これも読んでみたい気持ちにさせられます。ちょっと気合いが要ります。
二男は、電気技師・工事士なので電気関連のもの以外には関心が無いようで、電気関連の話の「渡良瀬」を、いろいろ解説して読ませようとしましたが、「本は読まない」と一蹴されました。
末娘は、漫画が好きなようです。ときどき箱いっぱいに漫画本を詰めてネットの古書店に贈っています。
しかし、これはおもしろいよ! と、たまに勧める本には、時々関心を寄せてくれます。
私も、高校時代は進学のための参考書以外は興味が無かったのですが、大学では通学に電車で2時間あまり。最初は専門書を読んでいたのですが、いつか、小説からさまざまな本を読むようになりました。
読み疲れて電車の中で熟睡していたころを懐かしく思います。 -
from: yeshangさん
2014年09月29日 20時33分29秒
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「太陽の子」 灰谷健次郎著 (角川文庫)
6割ほど読んだところです。小学6年生のふうちゃん、本名は大峯芙由子の家は神戸の小さな沖縄の料理店です。両親は共に沖縄出身で、父は精神病を病んでいて、そ
6割ほど読んだところです。
小学6年生のふうちゃん、本名は大峯芙由子の家は神戸の小さな沖縄の料理店です。
両親は共に沖縄出身で、父は精神病を病んでいて、それが一家の一番の心配ごとなのですが、ふうちゃんは学校での成績は良いし、明るくて、店に来る工場勤めの工員たちからも可愛がられているのですが・・・。
これは子供向けのお話かと、はじめはちょっと拍子抜けだったのが引き込まれつつあります。
同級生にもいろいろ子どもながらに問題を抱えた子がいたり、沖縄出身ということでハンディを負う若者がいたりします。
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これは、小学高学年から中学生には読んでもらいたい本です。
私も、信用金庫の支店長をしていた父親は酒飲みで苦労しました。
また、子供のころはあまり友達の家庭のことは良く知らないで、ひどいこともしてきたものです。
精神病の父親のいるふうちゃんの立場や気持ちが解るような気がします。
子供が読めば周囲の友達のことを、また、違った目で見られるようになるのではと思います。
今でも、いじめや家庭内暴力、貧困家庭などいろいろあると思いますから。 -
from: yeshangさん
2014年09月24日 23時30分20秒
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「吾輩ハ猫ニナル」 横山悠太著 (講談社)
読み始めて50ページです。(全135ページ)上海で生活している日本人の学生ですが、子供のころから上海でいて、日本語は第二外国語のようです。蘇州の大学に
読み始めて50ページです。(全135ページ)
上海で生活している日本人の学生ですが、子供のころから上海でいて、日本語は第二外国語のようです。
蘇州の大学に進学して、日常が述べられているのですが・・・。
文章のあちこちに中国語が、日本語のルビ付きで出てきます。
私は、中国語を勉強していたのですが、所々で中日辞典で発音や四声(イントネーション)を調べながら読んでいます。50ページのうちに出て来た中国語の漢字表現は100か所程度です。それ以上あるでしょう。中国語の漢字を気づかずに読んでいるものが多くありますから。
積雨雲はルビはついていませんが積乱雲ですが、借口(ジエコウ)は「言い訳」とルビが振られていますし、発麻(ファーマー)は「じんじんする」とルビが振られています。中国語の漢字に日本語のルビが振られていないと誤解してしまうようなものもあります。
手紙などは、恐らく「ちりがみ」とルビが振られることでしょう。
なまじ、中国語を習ったので読みづらいのかもしれません。かえって、知らない方が素直にルビに従って読めると思います。
途中経過です。
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弟57回群像新人文学賞受賞作ということですが、著者は北京在住の留学生です。
表紙が夏目漱石の「吾輩は猫である」初版本に似ていて、つい、猫好きのためもあって買ってしまいました。
まだ、タイトルと本文との繋がりは解りません。-
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from: yeshangさん
2014年09月24日 14時19分11秒
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「箱庭図書館」 乙 一著 (集英社文庫)
六篇からなる短篇集です。乙一氏がネットで原稿を募集して、それに乙一氏が手を入れて完成(リメイク)したものです。・小説家の作り方-学級日誌の感想蘭に書く
六篇からなる短篇集です。
乙一氏がネットで原稿を募集して、それに乙一氏が手を入れて完成(リメイク)したものです。
・小説家の作り方 -学級日誌の感想蘭に書くことが無いので、物語を書いたことから始まります。
・コンビニ日和 -コンビニでアルバイトしている男女のところに強盗が入るのですが、後半でどんでん返しが・・。
・青春絶縁体 -高校で文芸部に入った男子新入生、部は二年生の女子しかいない。二人で小説を書くことに取り組む話から・・。
・ワンダーランド -道で拾った鍵から、それに合う鍵穴をあちこち探し回ることとなった小学生。そのうちに事件に出くわすお話。
・王国の旗 -車のトランクに隠れていたところ車が動き出し、止まったところは見知らぬところ。そこで、廃館になったボーリング場で夜な夜な集まってくる小学生たちに出会うことに。
・ホワイト・ステップ -パラレルワールド-並行して今の世界に存在する別世界のお話です。その世界の女子学生とは雪の日の靴跡から知り合うことに、そして会話は雪の上に書く文字。
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気楽に読めばよい物語ばかりですが、乙一氏が原作に手を入れて完成させています。
おもしろい試みですが、原作の構造は大きく崩せられないでしょう。
リホームするようなものですが、リホームでも見違えるようになるものです。
原作はネット上で公開されているそうです。 -
from: あいこさん
2014年09月19日 21時00分31秒
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洗脳 TOSHI
XJAPANが、新宿東口で、ゲリラライブをしているところに、偶然通りかかって、TOSHIさんの美しい歌声に、聴きほれました。そこから歩いて少しのところ
XJAPANが、新宿東口で、ゲリラライブをしているところに、偶然通りかかって、TOSHIさんの美しい歌声に、聴きほれました。そこから歩いて少しのところの大きな書店に、「洗脳」を売っていたのを知っていたのですが重い内容だということは想像できたので、読もうかどうしようか迷っていたのですが、ここで、XJAPANに、めぐり合うなんて、偶然じゃなく必然だなって思って、ライブを聴いてからすぐこの本を買いました。
その夜読んでいたら、内容に衝撃を受けて、徹夜みたいにして、一気読みしました。
その夜は2,3時間しか寝れませんでした。
カルト集団に引っ掛からないためにも、多くの人、特に世間知らずの若者たちに読んでほしい。
若者は、あんまり本読まないんですよね。だから、金スマで、やってくれたのは、よかった。-
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from: yeshangさん
2014年09月17日 23時20分55秒
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「「反日」中国の文明史」 平野聡著 (ちくま新書)
タイトルは「反日」となっていますが、これは中国宋代から近現代にわたる中国の国家感・士太夫の国際感覚・政治思想などを書いたものです。中国の近現代史として
タイトルは「反日」となっていますが、これは中国宋代から近現代にわたる中国の国家感・士太夫の国際感覚・政治思想などを書いたものです。中国の近現代史として日本人として知っておきたいことが書かれています。
中華思想と漠然と日本人は教えられ、感じていますが、それらについて詳しく述べられています。
今の中国を理解するにも良い本です。そして、日本との歴史的な関連を知る上で、よい本です。
明・清朝から今日の中華人民共和国までの歴史を知る上で簡にして要を得ています。
私は、中国の通史をいくつか読んできましたが、近現代史を知る上で改めて、そうだったのかとの思いもあるところが多々ありました。
正に、これまでは「木を見て山を見ず」の思いを起こされました。
ただ、余りに正統な見方は毛沢東の評価など、一部の中国人には受け入れられないかもしれません。
しかし、大躍進政策で餓死者数千万人、文化大革命で1千万人以上といわれるジェノサイドは、日本人から見れば残酷なことだと思います。ちなみに太平洋戦争での戦死者は350万人といわれています。
とはいえ、日本人にも天照大神から出雲の神からのおぼろげな精神が残っていますが、歴史をしることは大切と思います。
ただ、中国、韓国は目先にとらわれて余りにも歴史をゆがめているのが気になります。-
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from: yeshangさん
2014年09月09日 22時38分29秒
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「渡良瀬」 佐伯一麦著 (岩波書店)
東京での電気工から茨城・古川市の配電盤工場に転勤してきた南條の生活を書いたものです。長女が緘黙症という病気で、環境を変えればと転職・転居してきたのです
東京での電気工から茨城・古川市の配電盤工場に転勤してきた南條の生活を書いたものです。
長女が緘黙症という病気で、環境を変えればと転職・転居してきたのです。
工業団地、配電盤の工場が多い中での工場での日々の作業、家庭の話がつづられています。
電気工学をやっていた私にとって、こんな人生もあるものだなあとの思いで読みました。
配電盤作業ではちょっと電気の知識もいりますので、読みづらいかもしれませんが、現場の様子が生き生きと描かれていて、いい本だと思います。
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文芸春秋5月号の「世界遺産に残したい「不滅の名著」百冊」に島田雅彦氏が上げていました。
私の次男は電気技師・電気工事士をしているので読ませたいと思っています。
私も、電気工学科を出て、電気の道に進むつもりが、通信、コンピューターとネットワークのほうに進んでしまいましたが、やはり、強電関係には関心を持っていますので、自分自身が道が違えばこのようであったかとも思いました。
しかし、ここに出てくるベテランや職人気質、パートのおばちゃんまでがこんなに電気に精通しているとは驚きです。
電気工の日常を書いたものとしては抜群でしょう。 -
from: yeshangさん
2014年09月05日 21時23分46秒
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「中国の大問題」 丹羽宇一郎著 (PHP新書)
時事問題なので、ここに投稿するのは的外れかもしれません。今、書店では中国、韓国関連の本があふれています。中国については群盲象を撫ぜるように百家争鳴です
時事問題なので、ここに投稿するのは的外れかもしれません。
今、書店では中国、韓国関連の本があふれています。
中国については群盲象を撫ぜるように百家争鳴ですし、韓国については書店で見かける通りです。
その中にあって、丹羽さんの本は、長くビジネスで中国との付き合いがあり、在中国大使をしていましたので、的を射た、偏向のない内容です。中国の人口、経済、地方、少数民族そして日中関係、安全保障について大問題を、つまり問題の核心を述べています。
これは日本人が中国を理解するためだけでなく、中国人にも読んでもらいたい内容です。
終章は「日本という大問題」ですが、GDPで大きく中国に抜かれたとはいえ、日本人はまだまだのほほんとしています。これでいいのか、これでは大変なことになって行くとの警鐘です。
まだまた、一人当たりにすれば、日本は中国を上回っていますが、20年、30年そして50年を見据えると、このままではとんでもないことになると書かれています。
少子高齢化と人口の減少、日本人は向上心をなくし、企業は社員を育てることをしなくなった、非正規雇用は目先の利益にはなるが企業体力を根底から崩していくとの恐ろしさが感じられる内容です。中国との対比ではなく、世界の中での日本の未来が見えてきます。
中高生、大学生にはぜひ読んでもらいたい本ですし、企業経営者層・中核の人にも読んでもらいたいものです。
from: yeshangさん
2014年09月26日 13時11分09秒
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「吾輩ハ猫ニナル」はずっと中国語の漢字に日本語のルビのふられたものが続きます。蘇州にいた五十田駿は、公園で三毛猫に出会い、慣れてきたところで、パスポー