村上隆が海外で人気があるというのは知っていましたが、
世界で小説家などを含めたartist部門でランキングが８位というのは驚きました。そのサイトは（http://www.ft.com/cms/s/dc3e07f2-47b8-11da-a949-00000e2511c8.html）です。
私は古い人間ですから、もう一つ分かりませんが、
でも普通の名画と言われる作品の中に彼の作品を置くとその新鮮な力強さに驚くんでしょうね。
以前その様な経験をした事があります。
大原美術館ですが、ピカソの２点が圧倒的に存在感があったのを思い出します。
グッゲンハイム美術館やパリのピカソ美術館に数点ある印象画も霞んで観えました。
他の作品の中に置くと、並べて比較すると良さが分かるんだろうな思いました。
しかし芸術は好みや感性の世界ですから、難しいですよね。

ココ（http://izucul.cocolog-nifty.com/balance/）が少し面白かったので紹介します。歳をとったせいか、パソコンがあるせいか、全く絵を観に行かなくなりました。
先日も思い切って新日曜美術館展を観ようと出かけましたが、結局コーヒーを飲んで、本屋に立ち寄って、電器の量販店でパソコンをつついたり、しばらく音響に酔いしれて、結局絵は観ずに帰りました。

消しは描き、描いては消して、先に灯りが見えたかと思うと行き止まりだったりで、うまくいきません。

下は、Ｈ．Ｓ氏の点描処理。
木製パネルに麻布を貼り、白亜地処理。
その上にアクリルでハッチング、点描による技法。
色や諧調に非常に細やかな神経を使っていて、
こちらもとても参考になりました。

「Re:Re:続・画廊より」

> こんばんは！
> 貴絵画グループのレベルの高さに驚きました。
> 私のとこにはこんな絵を描ける人はいません。

もっとレベルが高い人たちが
　ほかにも数え切れずいらっしゃいますので、
　とにかく、地道にコツコツと続けていくことかなと・・。
　評判や結果を求める気持ちもは誰でもあるでしょうけれど、
　それ以前に自分なりに課題を理解して
　真摯に向かって行く姿勢が大切かなと感じます。
　結局、それが作品に表れるのではないかと・・。

> 私のような少し頭デッカチな素人に合わせて頂いて恐縮です。

　思考実験も大切かもしれません。
　考えずにただ描けば良いというわけにもいかないと思います。

　下は、Ｋ画伯の作品の部分。
　制作途中で、金箔を一重に貼ったところだそうです。
　このあと、さらにもう一層貼らなくてはならないとのこと。
　白亜地に方解石の粉末でマチエールをつけ
　その上に金箔処理。
　金箔は、日本画では空間処理に古くからよく使われ、
　西洋でもクリムトの使用例がよく知られていますね。

「Re:続・画廊より」
こんばんは！
貴絵画グループのレベルの高さに驚きました。
私のとこにはこんな絵を描ける人はいません。

私のような少し頭デッカチな素人に合わせて頂いて恐縮です。


昨日は１１８８のアクセスがありました。（いつもは２〜３００です）ビックリです。

下は、左が私の絵です。
こうして比較してみると、空間が弱いなと・・。
課題ばかりが残りました。
ただ、今回は写真を使わずに
素描的な画風で進めようと考えたので
その面では納得している部分もあります。

下は、メンバーの作品。
いずれも50号。
右はＳキャンです。
ハッチングと点描でものすごく丁寧な仕事になっていて
とても参考になります。
左は、ややオーソドックスな感じの油彩画。
現場主義の人です。

「Re:50号制作過程」

> 右上に薄く○を置いてみたら、少し落ち着きました。

　構図は、本当に難しいですね。
　ちょっとしたことで変わってしまう・・。
　私たちのグループ展「かわたれ　5人の眼」が
　月曜日から始まりました。
　下は、会長の作品。混合技法です。
　右は制作途中・・。大学で学部長のような役をしているため
　忙しくてなかなか描けないとこぼしていました。
　背景に金箔を使っています。

右上に薄く○を置いてみたら、少し落ち着きました。