これは、今年のソンクラーンの時の写真です。タイ人にカメラを向けると決って？人差し指と親指を広げてポーズをとります。日本人のピースサインの「タイ版」でしょうか？
女の子の指についているのが「ぺーン」と言う物で日本で言う「ベビーパウダー」のような物です。タイにはこの「ベビーパウダー」が２種類あり、普通の物と、水分に反応して？「ひんやり」する物が有ります。タイ人はシャワーを浴びた後、ほとんどの人がこのパウダーを塗ります。
　最近のソンクラーンでは、水を掛けるだけでなく、このパウダーを塗る事が流行って？きています。
この「ひんやりするパウダー」が曲者です。顔をめがけて塗るのですが、多量に塗ると「ひんやり」から「痛い」に変わります。特に粘膜の部分、目や鼻・口・耳です。当然水を掛けられるので流れて、目や口に入り「痛い」になります。ソンクラーンでは、禁止されているのですが守られていないのが実状です。
また、このパウダーを塗る時、女の子が嫌がると体のあっちこっち触ります。公然ちかん状態です。見ている僕は、嫌な気分になります。
ソンクラーンで水を掛け合うのは楽しいですが、「ルールは守ろうよ！」です。

　この写真の車は、キャブバンで、日本では定員５人です。タイでは、大勢の人が乗り込みます。特にひどいのは、お祭りの時と帰省の時です。写真はソンクラーンの時ですから、この後更に荷台に５人乗って出発していきました。急発進・急ブレーキ・ぶつかった場合、危険度がひどく上がります。
警官も黙認？です。誰か制止する人いないんでしょうか？
先日バス停でバスを待っていた所、１台のタクシーが目の前に停まりました。見ていると高校生が降りてきて、ん〜です。数えているとみると全部で１０人、運転手を入れて１１人乗っていた事になります。
はあ〜！です。自動車は重量が増すとブレーキがどんどん効かなくなります。当然助手席にも多数乗っていて視界も悪かったはず、運転もしづらかったはずです。何考えているんだ！
タイのタクシーの運転手には「拒否権」が認められているようで、行きたくない場所だと拒否されます。
それなら、これだけの人数なら、拒否出来たはずです。運転手は、燃費が悪しくなる、儲からない、運転しづらいなど十分解かっているはずです。それを拒否しない運転手（大人）・・・。
　そして、タイ人に聞いた所、自動車の定員は、「乗れるだけ」と笑いながら答えます。
本当かいな？この事は警察官に聞けば解かる事なのですが、いかんせん警官と僕の相性が悪く聞けません。
定員をきちんとすると、問題が沢山出ます。例えば、ソンテウ（トラックの荷台に椅子を付けた乗り合いタクシー）や工事現場に向うトラック（２、３０人ざらに乗っています）などです。
また、交通警官の「非合法アルバイト」も多くなります。
　多分自動車の定員は決っていると思いますが、人の命に関わる問題。問題も有りますが、マイ・ペン・ライで済まされないと思います。

　外国では特に、「自分の身は自分で守る」しか有りません。お気を付け下さい。