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from: 片瀬山さん
2006年07月13日 07時50分42秒
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「力餅屋」に力餅を買いに
「力餅屋」は鎌倉権五郎神社の参道入り口にあります。
入り口の前の道は鎌倉七口の一つ、極楽寺切通しにつながり、
時期にもよりますが極楽寺、成就院を訪れる観光客がひきも切らず通りますが
鎌倉権五郎神社にはほとんどの人は参りません。
参道をしばらく進み、石段を登ると江ノ電の踏み切り、その先すぐに神社の鳥居があり鎌倉権五郎神社です。
つまり、神社の境内を江ノ電が横切っている格好です。
江ノ電らしくてご主人が好きな場所の一つのようで、良くここに参ります。
場所は好きでも力餅は一度も買ったことがありません。
そこで今回の企画に便乗して私奴バーディ号に乗って買ってきましたね。
お土産を渡すと今回も奥さんは「???????」でした。
力餅は鎌倉権五郎の力と武勇にあやかってかなり古くから作られている、お餅に漉し餡を絡めただけの素朴なものです。
ちなみに鎌倉権五郎とはこんな人物でした。
「相模の国の住人鎌倉の権五郎景正」は「三浦の平太為次」とともに「奥州後三年記」に出てきます。1086年の出羽国金沢柵の戦いで一躍有名人となります。
『 前陣の軍すでにせめよりてたヽかふ。城中よばひ振て矢の下る事雨のごとし。将軍のつはもの疵をかうぶるものはなはだし。
相模の国の住人鎌倉の権五郎景正といふ者あり。先祖より聞えたかきつはものなり。年わづかに十六歳にして大軍の前にありて命をすてヽたヽかう間に、征矢にて右の目を射させつ。首を射つらぬきてかぶとの鉢付の板に射付られぬ。矢をおりかけて当の矢を射て敵を射とりつ。さてのちしりぞき帰りてかぶとをぬぎて、景正手負にたりとてのけざまにふしぬ。
同国のつはもの三浦の平太為次といふものあり。これも聞えたかき者なり。
つらぬきをはきながら景正が顔をふまへて矢をぬかんとす。景正ふしながら刀をぬきて、為次がくさずりをとらへてあげざまにつかんとす。為次おどろきて、こはいかに、などかくはするぞといふ。景正がいふやう、弓箭にあたりて死するはつはものののぞむところなり。いかでか生ながら足にてつらをふまるゝ事にあらん。しかじ汝をかたきとしてわれ爰にて死なんといふ。
為次舌をまきていふ事なし。膝をかヾめ顔ををさへて矢をぬきつ。おほくの人是を見聞、景正がかうみやういよいよならびなし。ちからをつくしてせめたヽかふといへども、城おつべきやうなし。 』
だそうです。
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