凱旋門と言えば、このエトワールの凱旋門の事と思っていた私ですが、フランスには５つの凱旋門があるとか。

この凱旋門は、1805年、フランス軍が倍の規模を持つ連合軍を迎え、劣勢からの奇跡的大勝利を収めた記念として、ナポレオンが建設を命じたものです。
1806年初頭の礎石が置かれた凱旋門は、王政復古までの4年間の工事の中断があり、30年後、ルイ・フィリップ時代に完成しました。ナポレオンは完成を待たずに亡くなりました。
1920年、4年間にわたる第一次世界大戦中に倒れた身元不明の戦死者が一人、戦死した150万人以上にのぼる兵士の代表として、直下に葬られています。
行った時も花がたむけられていました。












門には、10個のレリーフがあります。




中央に見えるのが、新凱旋門のグランド・アルシュです。
エトワールの凱旋門をはさみ、コンコルド広場の反対側に位置するラ・デファンス（パリの副都心と言われ、高層ビルが建ち並ぶ近代都市）にあります。
この凱旋門も５つの内の一つです。