「夏の旧軽銀座でぶらり歩くと（信越温泉情話後記）」
　思い起こせば、母との温泉ドライブ旅から、早くも１ヶ月が経とうとしています。そういえば、３日目最終日、長野県高山村の蕨温泉から帰る途中、軽井沢に寄ったのでした。旧軽銀座は相変わらずの人混みだったよなぁ。
　避暑地という割に、暑かったし・・。名物のソフトクリームも、見る見るうちに融けだしてゆくし・・。店頭に並べられている試食用のハチミツには、観光客よりもミツバチが寄って集っているし・・。
　しかし、それらも、今年の夏の美しき思い出の１コマとなりつつあります。
　２度と戻らない夏の日・・です。

　

「ワッサー・クイーン」
> ワッサー・クイン、残念でしたね。私も食べに行ってみたくなりました。
> お母さん、健啖家でたくましいですね。最高です。
> まだまだお元気で一緒に温泉巡りができますよ。
> 私も母と旅行に行きたくなりました。

　a-popさん、残暑お見舞い申し上げます。
　ワッサー・クイーンを食べられず、正直、残念でした・・。
　旅行に出る前に収穫時期を調べていけばよかったのですが、生憎、名前を忘れてしまいまして、検索できなかったのです。
　８月に、長野県高山村へご旅行される際には、是非ご賞味いただけましたらと思います♪

「Re:信越温泉情話５（蕨の里で「桃」恋慕編）」
>この桃は「ワッサー・クイーン」と呼ばれています。果肉をかじったときの食感が他の桃よりもガリッとしていて、しっかりとした堅さがあったのを記憶しています。今回、この宿を選定したのは、母に、４年前のときめきをもう一度とばかりに、例の桃を心おきなく食べさせてあげたいという理由からでした。

ヒロボタンさん、こんばんわ。お仕事が忙しいのにお母さんを旅行に連れて行かれるなんて本当に親孝行ですね。
ワッサー・クイン、残念でしたね。私も食べに行ってみたくなりました。

> 母は気合を入れ直して、風味豊かな（と記しつつ、既に満腹により臭覚はマヒしていましたが）そばを美味しそうに食べ始めたのでした。母の逞しさに、再び頭の下がる思いを抱いてしまいました。母には勝てないな、と。
母にはまだまだ元気でいてほしい。

お母さん、健啖家でたくましいですね。最高です。
まだまだお元気で一緒に温泉巡りができますよ。

私も母と旅行に行きたくなりました。

「信越温泉情話５（蕨の里で「桃」恋慕編）」
　長野県高山村にある蕨温泉「旅館わらび野」は、今回で２度目の宿泊です。実は４年くらい前に、母と宿泊したことがあります。その時に、この地域でしか栽培していないという桃のサービスを受けました。母はその桃が大変気に入ったようで、数個の桃をあっという間に食べ尽くしてしまった程でした。ちなみに、この桃は「ワッサー・クイーン」と呼ばれています。果肉をかじったときの食感が他の桃よりもガリッとしていて、しっかりとした堅さがあったのを記憶しています。今回、この宿を選定したのは、母に、４年前のときめきをもう一度とばかりに、例の桃を心おきなく食べさせてあげたいという理由からでした。

　

　部屋に案内され、桃が運ばれてくるのを心待ちにしていました。しかし、その思い届かず、桃が運ばれてくることはありませんでした。仲居さんに尋ねたところ、ワッサー・クイーンの収穫は８月からということでした。替わりに（という訳ではないのですが）、獲れたてのブルーベリーが部屋のテーブルに置かれました。母は表情を曇らせることなく、獲れたてブルーベリーをたてつづけに口の中へ放り込んでいきました。美味しそうに食べている母の表情を見て、少々救われた気持ちになりました。気を取り直し、浴衣に着替えて風呂へ向いました。
　旅館の夕食は食べきれない程に多い量でした。川魚の塩焼き、牛肉のたたき、煮物、鍋物・・。どれも喉を唸らせる、もてなしたっぷりの美味しさを感じました。そして、「満腹」、「旨かった」などと声を掛け合い、箸を置こうとしたその時でした。まるで追い討ちをかけるように、それだけで一人前はあるという冷やし天ぷらそばがズシリと目の前に運ばれてきたのでした・・。引き攣る私の顔を尻目に、母は気合を入れ直して、風味豊かな（と記しつつ、既に満腹により臭覚はマヒしていましたが）そばを美味しそうに食べ始めたのでした。母の逞しさに、再び頭の下がる思いを抱いてしまいました。母には勝てないな、と。

　

　母にはまだまだ元気でいてほしい。おフクロ、また、温泉に行こうぜ！　　（完）

「Re:信越温泉情話３（貝掛温泉で「冷」を得る編）」
>山間に佇む一軒宿の貝掛温泉は、古くから眼病に効くと言われている効能があり、過去に２度ほど利用したことがありました。そして、特筆すべきは、つま先を湯につけた瞬間、「おっ」と声を発してしまいそうになるほど、低温なことです。冬はともかく、暑い季節の温泉にはうってつけで、ひんやりとした肌の感触がとても心地よく、日ごろから目の疲労を訴えている母に、是非ここの温泉を味わってほしいと思い、この温泉を選定しました。
>どこまでも透明でサラッとしたひんやり湯。肩まで身を沈め、夜空を見上げると、時折微かに、遠雷が星屑をパッと照らしました。



ヒロポタンさん、こんにちは〜♪
お母様といい時を過ごされましたね。お母様にとっても可愛い息子との思い出深い旅になったことでしょう｡o@(^-^)@o｡♪

ヒロポタンさんの温泉談話、つい(ﾟｰﾟ)ﾆﾔﾘと楽しませていただいていますよ。
眼病に効く貝掛温泉ですか！しっかり頭に入れておきます！

私も９月に母を伴ってまた草津温泉に行きます。
今度はしっかり容器を持って行き、地蔵の湯のご利益にあやかりたいと思っています〜♪

「信越温泉情話４（春日山頂から「時」を見た編）」
　曇天の２日目。風呂で何度も洗眼したと、母は名残惜しそうな表情を見せながらも、この温泉に満足の様子で宿を出ました。貝掛温泉のある越後湯沢から大小の峠を越して、私たちは来年の大河ドラマの舞台背景になる上越市へ向かいました。
　上越市に着いた頃は、夏の強烈な陽射しが元気を取り戻していました。私たちは、再び汗びっしょりになって、上杉謙信公の居城だった春日山城址を散策しました。春日山城趾は遊歩道がきれいに整備されていて歩きやすかったのですが、なにしろ暑い。途中、あまりにも暑くて目が眩みそうになりましたが、時折吹いてくる涼風に助けられ、無事山頂へたどり着くことができました。母はというと、息を荒げていることもなく、既に頂上からの眺望を楽しんでいました。母の強さ逞しさを実感しました。頂上からは、麓の街並から日本海まで一望できました。母が遠い眼差しを海の方向に送りながら、「かの謙信サンもここから海を眺めたのだろうね〜」などと呟きましたが、私も同じことを考えていました。

　

　上越市の高田から国道１８号線を南進し、長野県境の峠にさしかかったあたりで、私たちは激しい雷雨に見舞われました。目の前の空間を切り裂く稲妻に身の縮む思いでした。助手席の母はというと、うつらうつらと夢の中のようでした。　次回最終回につづく。

「貝掛温泉」
> 越後湯沢は過去に何回かスキーで行ったことがありますが
> 貝掛温泉は知りませんでした。
> 最近、乱視が進んだようで眼病に効くと言うのは嬉しい限りです。
> 低温だと長湯できますね〜。

　irodoriさん、こんにちはです。
　そうなんですよ〜♪
　ゆっくり浸かっていられるのがいいんです(*^o^*)
　しかし、行くなら夏ですね。
　ホントにぬる〜いので・・。
　お料理も美味しかったですよ(^-^)

「Re:信越温泉情話３（貝掛温泉で「冷」を得る編）」
> 　この日の宿泊地は、新潟県越後湯沢にある貝掛温泉です。山間に佇む一軒宿の貝掛温泉は、古くから眼病に効くと言われている効能があり、過去に２度ほど利用したことがありました。そして、特筆すべきは、つま先を湯につけた瞬間、「おっ」と声を発してしまいそうになるほど、低温なことです。冬はともかく、暑い季節の温泉にはうってつけで、ひんやりとした肌の感触がとても心地よく、日ごろから目の疲労を訴えている母に、是非ここの温泉を味わってほしいと思い、この温泉を選定しました。

ヒロポタンさん、おはようございます。

越後湯沢は過去に何回かスキーで行ったことがありますが
貝掛温泉は知りませんでした。
最近、乱視が進んだようで眼病に効くと言うのは嬉しい限りです。
低温だと長湯できますね〜。

「信越温泉情話３（貝掛温泉で「冷」を得る編）」
　この日の宿泊地は、新潟県越後湯沢にある貝掛温泉です。山間に佇む一軒宿の貝掛温泉は、古くから眼病に効くと言われている効能があり、過去に２度ほど利用したことがありました。そして、特筆すべきは、つま先を湯につけた瞬間、「おっ」と声を発してしまいそうになるほど、低温なことです。冬はともかく、暑い季節の温泉にはうってつけで、ひんやりとした肌の感触がとても心地よく、日ごろから目の疲労を訴えている母に、是非ここの温泉を味わってほしいと思い、この温泉を選定しました。

　

　越後湯沢にあるスキー場では、ちょうど大規模な野外コンサートが盛大に開かれていて、その影響もあってか、宿泊客が多いように感じられました。しかし、ここは山間の一軒屋。勢い余って窓越しに漏れ出る若者の笑い声も、すぐに闇夜の中へと吸収されていきました。食事の後、この日２度目の露天風呂を味わいました。幸い、他の客はいませんでした。どこまでも透明でサラッとしたひんやり湯。肩まで身を沈め、夜空を見上げると、時折微かに、遠雷が星屑をパッと照らしました。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく。

「残暑お見舞い<(__)>」
> 「少量で５００円のモツ煮」　私の主人もモツ煮は大好きです。冬には必ず作ります。
> そぉね〜、モツを１０００円も買ったらかなりの量のモツ煮ができますからね・・・あ、所帯じみてしまいました(^_^)ゝ
> 出かけた先で美味しい物を食べるのも、また旅行の楽しみ。

　hanikamiさん、残暑お見舞い申し上げます。
　私もモツが大好きでして、「こてっちゃ〜ん」にはメがないほうであります。きっと、その辺の感覚から「もつ煮」のメニューが目についたのかもしれません。
　
　親子旅のお話はもうちょっと続きます^^;
　まあ、適当に読み流していただけましたらと思います。

　ＰＳ）仕事が忙しくてレスできなかったのですが、館山の花火の写真
　には鳥肌が立つほど感動しました！

「Re:信越温泉情話２（吹割の滝で「滝」になる編）」
ヒロポタンさん、こんにちは〜。

> ザワザワと水しぶきの音をたてた吹割の滝が姿を現しました。何とか滝の水しぶきに涼しさを求めたかったのですが、それを感じることはできませんでした。それだけ、この日は暑かったのでした。

> 　程なくして店員さんがもつ煮を持ってきてくれました。やはりというか、覚悟をしてはいましたが、量はカナシイ程に少ないものでした。母も小声で「随分少ないねー」と失笑気味でした。私は母の失笑を振切り、自分の直感を信じて、１つ口に含んでみました。瞬間、自分の食に対する直感に狂いはないということと、「少量だけど５００円」の意味を理解したのでした。

滝の水しぶきも叶わない程の暑さだったのですねぇ。大変でしたね。
でも、親孝行できて良かったですね♪

「少量で５００円のモツ煮」　私の主人もモツ煮は大好きです。冬には必ず作ります。
そぉね〜、モツを１０００円も買ったらかなりの量のモツ煮ができますからね・・・あ、所帯じみてしまいました(^_^)ゝ

出かけた先で美味しい物を食べるのも、また旅行の楽しみ。
美味しくて良かったですね♪さすがヒロポタンさん！鋭い直感です。

「信越温泉情話２（吹割の滝で「滝」になる編）」
　群馬県との境をなす金精峠を越えてから、久ぶりに見るという母のために、吹割の滝に立ち寄ってみました。車を駐車場に止めて、滝の方向へと遊歩道を歩くこと約１０分。ザワザワと水しぶきの音をたてた吹割の滝が姿を現しました。何とか滝の水しぶきに涼しさを求めたかったのですが、それを感じることはできませんでした。それだけ、この日は暑かったのでした。徒歩にして所要僅か１０分ながら、シャツは既に汗びっしょり。私の背中も、まるで滝のようでした。
　
　

　さて、ここで昼食にするため、私と母は食堂に入りました。室内には、手書きのメニューが所狭しと壁に貼られていました。私と母は地粉１００％の日本ソバを注文しました。私は「もつ煮５００円」の張り紙がどうしても気になって仕方がありませんでしたが、当初注文するまでには至りませんでした。５００円という値段の割に少量なのではと思ったからです。しかし、私は手書きのメニューを見てピンときたものがあったのです。味は良いということに。そして、思い切って１皿注文してみました。

　

　ブキブキとした堅めのソバをすすっていると、程なくして店員さんがもつ煮を持ってきてくれました。やはりというか、覚悟をしてはいましたが、量はカナシイ程に少ないものでした。母も小声で「随分少ないねー」と失笑気味でした。私は母の失笑を振切り、自分の直感を信じて、１つ口に含んでみました。瞬間、自分の食に対する直感に狂いはないということと、「少量だけど５００円」の意味を理解したのでした。
　食堂を出て空を見上げると、山の上のはるか高く、白く輝く入道雲がもくもくと立ち上っていました。つづく。

「残暑お見舞い<(__)>」
> 親子水入らずの温泉旅行(^-^)//""
> 次回が楽しみで〜す(*^_^*)

　irodoriさん、残暑お見舞い申し上げます。
　ありがとうございます。
　記憶が消えていかないうちに掲載していきたいと思います。
　しかし、毎日暑いと集中力が落ちますね・・(>_<)
　熱中症にはお互い気をつけたいものです<(__)>

「Re:信越温泉情話」
ヒロポタンさん、残暑お見舞い申し上げますm(__)m

いよいよ始まりましたね〜♪
親子水入らずの温泉旅行(^-^)//""
お天気も良さそうで戦場ヶ原の冷気がこちらまで伝わってきました。
次回が楽しみで〜す(*^_^*)