SCENE3 トレミーの作戦
スメラギはヴェーダを取り戻せば捕捉されなくなると考え、その所在を知るイノベイターを捕らえる作戦の立案にかかる。

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オーナー
劇団員一同

善行をしているオレがどうしてこんな目に会わなくてはならないのだ。オレは悲しみと言うより、怒りがこみあげて来た。オレを刺したマリナ、去勢承諾書にサインした美沙、自衛隊三軒屋駐屯地へオレを運ばせた管理人、その三人は絶対に許すことが出来ない。必ず復讐してやると決心した。

「ミッソー中佐、冗談じゃありません。私は殺人なんかしたくありません」「そうですか？舞さんはさっき私と一緒に死刑執行ボタンを押したから、すでにカインの印が額についていますよ。舞さんも私もハルマゲドンを無事通過出来ると言う訳ですよ」「それもそうですね。ヤッタあ！」「舞さんのカインの印を確実なものとするために、あと二人子供を処刑しましょう」「はい。やります。一人処刑するのも三人処刑するのも一緒ですよね」「私はアルカイダや北朝鮮の工作員を何万人も殺害しています。カインの印が額だけではなく、体全体についているはずです」

SCENE3 トレミーの作戦
アロウズに発見され戦闘が絶えないトレミー。クルーたちはなんらかの方法で、トレミーの位置が捕捉されていると感じはじめる。

SCENE2 決意
戦いから逃げてばかりでは、ルイスとの距離は縮まらない……。ルイスを取り戻すために戦うことを、沙慈はついに決断する。

オレは無理をして美人に合わせるあまり、プレイボーイになって無駄な年月を費やしたくなかった。それよりも自分の身の回りにいる女性にアタックする方がずっと収穫があると思っていた。花は水をやり、日光にあて、手入れをしてやると、ますます美しく咲いてくれる。それと同じように女性だってオレ次第でどんどんかわいらしくなる。オレが手当たり次第女性にアタックしているのは、女性を美しく輝かせるためにほかならなかった。オレは善行をしているのだ。

「ええ。私のとこにも友人がしつこく誘いに来ました。カインの印を額に受けなければハルマゲドンを通過出来ない、私は友人としてあなたが滅ぼされるのを見たくないから、一緒に人を殺しに行こうと言うのです」「実に魅力的で簡単な教えだな。それで舞さんは殺人をする決心はついたのですか？いつ実行するのですか？」

SCENE2 決意
意見が合わない王留美とリボンズ。ルイスはアンドレイに理想のためには決断すべき時があると言われ、悩む。

SCENE2 決意
ティエリアはそれらの謎を知るため、ヴェーダへのアクセス権の奪還をより強く望むようになる。