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ミッソー達四人がカラオケで盛り上がっている頃、ミサは保護者会の司会進行係を円滑に運ぶ方法を思案していた。シスター・ミザリィが一方的にミサに進行係を押し付けたのには理由があった。アンナはシスター・ミザリィになりすましてからと言うものの、人前に出ることを避けていた。正体を見破られないためだった。だが、ミサはそんなことは露ほども知らなかった。

西暦が終わり、宇宙世紀が始まろうとしていた大晦日の夜、宇宙移民の開始を宣言する記念すべき夜は、突然の惨劇に見舞われて悪夢に転じた。
改暦セレモニーが行われていた地球連邦政府首相官邸、宇宙ステーション【ラプラス】が爆破テロにより粉々に砕け散ったのだ。

13 地球で暮らしてきたムーンレィスの子孫たち
ソレイユにレット隊がやってくる。彼らは、100年前にディアナが地球に降りた時、ともに月に帰らず、地球に残り根付いた者たちの子孫だった。

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両親たちから離れていたことで、難を逃れたライル。テロは何も生み出さない。

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「ロック中佐は歌わないのか？」ミッソー中佐は言った。「ミッソー、ロック中佐はほっときなさい。二人はいいムードなんだから」南大尉はミッソー中佐を制止した。「そうかな。みう記者は迷惑そうに見えるけど」「ミッソー、二人の恋路を邪魔しないの！」南大尉はミッソー中佐に抱き着いた。みう記者はロック中佐の魔手から逃れようと懸命だった。

ラプラスの亡霊
地球と宇宙の狭間に漂う契約の地【ラプラス】
ダグザの死に激昂したバナージは、降下する【ラプラス】の中で【シナンジュ】と戦い続ける。

ディアナをつけ狙う暗殺者、テテス・ハレ。宣言式の忙しさを突くが暗殺失敗。