私の名前は「ナニワイ薔薇」 江戸時代に難波商人によって
日本に持ち込まれました。
それが名前の由来とか。

真っ白く香りよい大輪の花が咲く。
その後、花は散り果実が残り
冬には赤橙色に熟すんです。
まぁ不思議。

ナニワイ薔薇の実を飾り
バレンタインリースを作りました。

そうそう。
庭のハートユウカリも加えて
2月１４日の日に
愛を告白します。

なんてね。

私の名前はプリムラ・シネンシス
真冬に咲く白い花。
昨年、園芸店で購入して
忘れてしまってました。

寒い今日、
「私よ。私をみてみて」
と囁いています。
見ると
北風の中、真っ白い花弁の花が咲いています。
「すごい。この寒さの中で・・・」
この頃沈み気分の私は勇気をもらいましたよ。

なになに。
花言葉は「永遠の愛情」だって。
ありがとう。
幸せが向こうからやって来たみたい。

私の名前は「柚子」　
「桃栗3年、柿8年、柚子の大馬鹿18年」
つて世間では言われています。
一人前になるまで桃より栗より柿よりなが～い私。

害虫も寄せつけないですくすく育った
柚子果実は橙色
「代々栄える」と言われ縁起良い木なんですよ。

そして驚き果実は、全部役立ちますの。
香よし、ジャムにマーマレード、柚子茶
種は焼酎に漬けてハンドクリームにも・・・。

ありがたや。ありがたや。
これで美人間違いなしてとこ。

私の名前は「マーガレット」　　
キク科の半耐寒性多年草の花なの。
だからこの寒い1月でも咲いています。

マーガレットとはギリシャ語で
「真珠」を意味し
白く清楚な花なんです。

マーガレットと言えば
「風と共に去りぬ」のアメリカの小説家
マーガレット・ミッチェル
さんがいます。

花言葉は「真実の愛」
マーガレットとともに恋に落ちてみませんか？

人が恋に落ちるのは万有引力のせいではない。
Gravitation can not be held responsible for people falling in love.
アインシュタイン

私の名前は「こぶしの花」　　
早春に他の木々より早く咲く花なの。
果実は集合果でにぎりこぶしみたいに
でこぼこなの。
そう、それで「こぶしの花」ですって。

真っ白い純白の細長い花で
いかにも純情可憐。

枝は香り良い匂いを漂わせる。
「こぶしの花」って男好き。

白いかぼそい花弁で、ひらり。またひらり。

私は世の男性をとりこにするのです。

みう【毎時新聞の記者】

私の名前はシクラメン
花言葉は内気、はにかみだそう。
真綿色したシクラメンほど
清（すが）しいものはない。
出逢いの時の君のようです。なんて
歌われていますがほんとかなぁ。

昨年の冬、季節はずれの君を
園芸店で見つけ、一鉢100円でゲット。

それからずっと我が家の窓辺でお留守番。
君は夏の暑さにもじっと耐え
この冬みごとに咲かせてくれました。
やあ～やあ。
なんと強い根性花である。
言って聞かせて　　　　　させてみて
誉めてやらねば　　　　　人は動かじ
そんな言葉を思い出した。

私の名前はエリカ
シクラメンほど鮮やかではないけれど
ポイントセチアほど真っ赤ではないけれど
真冬の庭にそっと咲いてます。

北風にも負けずかわいい小花がいっぱい
今にもこぼれそう。

あら？
何か話し声が聞える。
「バッタさん、今いい香りで包んでさしあげるわ」
「ありがとう。エリカさん。僕、迷いごになっちゃつて・・・」
「だいじょうぶ。エリカの香で元気になって」
「うん。もう淋しくないよ」
一瞬
甘い優しい香りがふわっつとたちのぼりました。