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from: ぐら姐さん
2007年09月21日 20時21分17秒
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アクイレイア
アクイレイアは、須賀さんの文章を読んで、いつか見に行かなくてはと思っていましたが、岡本太郎さんの「須賀敦子のトリエステと記憶の町」(写真付き)を見てす
アクイレイアは、須賀さんの文章を読んで、いつか見に行かなくてはと思っていましたが、岡本太郎さんの「須賀敦子のトリエステと記憶の町」(写真付き)を見てすぐに行かなくちゃ!と思ったところです。
世界遺産好きの方のために、「アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バシリカ」も世界遺産に登録されていることを書いておきましょう。
アクイレイアは、ローマ時代に栄えましたが、今は小さな町です。でも、ここにはその昔栄えた証の11世紀のロマネスクの聖堂と、その聖堂の下に発見された4世紀の大聖堂の床モザイクがあるのです。
グラードからは、バスで10分ほどで着きます。バス停で周りを見渡せば、バジリカはあちら、と迷わず行ける道標があります。ここを曲がるのね、と曲がった途端、向こうに鐘楼が見えました。嬉しくて、弾みながら歩いて行きました。
そして聖堂バジリカも見えてきました。
須賀さんが、帆をいっぱいにあげた船のようだと感じた聖堂です。そんなふうに感じたのは、須賀さんが結婚したばかりで(新婚旅行で案内されたのです)これからの自分たちのことと重ねてそう思ったのか、周りに建物が何もなく、ひろい平地に建つその姿が、海の中に浮かぶ船のように感じられたのでしょうか。
中の素晴らしいモザイクについては、また続きとします。
from: ぐら姐さん
2007年09月23日 11時56分50秒
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「アクイレイア2」
さて、いよいよ中へ。モザイクは、今の聖堂の床面(剥がしてある)より一段低いところにあります。
うわあ〜・・・思わずそんな声をあげた後は、言葉も出ず。床一面に広がったモザイクの世界に引き込まれて行きました。
モザイクは、この今の聖堂の床よりも広い範囲に広がっていて(別の地下の入り口もあり、そちらは次に載せます)、それができる限り見られるように、柱の周りに強化ガラスで通路が作ってあります。ガラスなので、足元のモザイクも見られるわけで。
手前には、鳥や、鹿や、女性など、比較的どこでも見られるモチーフ
そして奥には、さまざまな魚やイルカ、蛸、烏賊、くらげ、貝、漁師、天使、怪物… そして動きのある波…
広い範囲に、なんとも伸びやかに大らかに描かれていて、まるで古代の海を泳いでいるような気分になります。どんな文章より、どんな写真より、ここへ来て、この空間に身を置いて感じるすごさ。
本当に来てよかった… しみじみと思ったのでした。
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