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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: グラ姐さん

2009年09月17日 06時20分57秒

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ボルツァーノ

アルベンガに1週間滞在した後、ミラノに1泊してからボルツァーノへ行きました。こちらもできるなら1週間いたいところですが、仕事があるので3泊だけでした。

 アルベンガに1週間滞在した後、ミラノに1泊してからボルツァーノへ行きました。こちらもできるなら1週間いたいところですが、仕事があるので3泊だけでした。ミラノの1泊は、友人のたっての願いで、サンシーロ(ACミランとインテルの本拠地です)のスタディアム見学ツアーに行くための1泊です。ここや、旅のはじめの少しの観光のことはまた改めて書きます。

 ボルツァーノのことをご存じない方のために、地図を載せましょう。ボルツァーノはイタリアの北にある、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の真ん中あたりにあります。(左下の小さなイタリア地図で、全体から見た位置がわかりますね)
 

 東側にドロミティ山塊を控え、山への入り口のまちといったところです。南チロルという言い方もあり、もともとはオーストリアの領土でしたが、1918年からイタリアに帰属しています。南チロル(Sudtirol…uにはウムラウトがつきます)はボルツァーノ自治県、「外国のチロル」」(Welschtirol)の異名をもつトレンティーノはトレント自治県として、それぞれ独立の県となっていて、この2県を合わせてトレンティーノ=アルト・アディジェ特別自治州を構成しています。

 1918年、という年代を見てお分かりと思いますが、第一次世界大戦の結果イタリア領となったのです。ムッソリーニの元で強硬なイタリア化政策が進められドイツ系住民は少数民族となって迫害されたそうですが、第二次大戦後も、住民投票によって帰属を決めるというようなことにはならず、イタリア領として残ったのだそうです。

 というわけでドイツ系住民が言語・文化の対等な扱いを求め自治権を得るまでには何度と無く流血を伴った自治権獲得運動や独立運動が展開されたのだそうで、1989年になってドイツ語が同権を得たのだそうです。

 頑なにドイツ語しか話さない人たちも数多くいると聞いていましたが、ボルツァーノに着いた途端、外国に行った気分になりました。もちろんイタリアも外国な訳ですが、私にとってはイタリアは、前世の地、第2の故国といった感覚があるので、そんなふうに感じたのです。景色もチロル、町並みもチロル、そして耳に入ってくるのはドイツ語。

 ボルツァーノに到着したのは午後3時半頃。ここで地球の歩き方掲示板で知り合い、数年来のお付き合いのある西南さんと合流。彼女は朝のうちに着いていて既にまち歩きをしていたので、私たちにまち案内をしてくれました。

 さて、長くなったので、今日は街角の写真を少し載せて次回へと続きます。
 

 

 

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from: グラ姐さん

2009年09月25日 22時36分31秒

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「ボルツァーノ5」
 まち写真はまた改めてゆっくり載せるとして、ボルツァーノ初日の晩ご飯を載せます。おやつタイムに、ビールとつまみをいただいたので、夜は宿の近くの店に入り、軽く…と思って1人1皿ずつのオーダーにしました。

 1人1皿と言っても、皆がセコンドをオーダーしたわけではなく、1人は、野菜たっぷりのスープ(これだけ写真を撮り忘れました。)、1人はお店風インサラトーネ(1皿で食事になる大きなサラダ)、1人は生ハム&メロン、そして私が牛肉の煮込みと、まるで4人で1人分のフルコースのようなオーダーです。

  パンがまず運ばれて。やはりドイツ風のパンたちです。
 
 

 お店風インサラトーネ。すっごいボリューム。
 
 たっぷりの葉っぱ類に、ツナ、トマト、オリーブ、ボッコンチーニのモッツァレッラ。4人で食べても十分満足できる量でした。

 生ハム&メロン。
 
 な〜んと、メロンは4切れも!そしてそのメロンが見えないほどのプロシュット!!!

 牛肉の赤ワイン煮込み。
 
 牛肉の量もけっこうあるのですが、付け合わせがすごい。カネーデルリ、マッシュポテト、フィンフェルリ(あんず茸)。

 結構美味しかったし、量がものすごかったので、4人でこれに白ワイン、赤ワインを各0.5L飲み、すっかりお腹一杯になってドルチェも無しに終わりにして、ちょっと夜の街を歩きました。

 市庁舎のライトアップがきれいでした。
 

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