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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2016/02/17 21:02:54

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'15-16冬の旅[5]ベルガモ

表題とは関係ないのですが、1月に予約を入れた夏の海辺の宿から、booking.com経由でこちらから問い合わせたわけでもないのに昨日突然メールがきまし

表題とは関係ないのですが、
1月に予約を入れた夏の海辺の宿から、
booking.com経由でこちらから問い合わせたわけでもないのに
昨日突然メールがきました。

一言、ci mancherebbe. A presto.
Ci mancherebbeには、
「うんざりだ」「とんでもない」「そんなことあるもんか」「まったく」
というような意味があるそうなのでちょっとびっくり。

そのメールにbooking.comから添えられたコメントは、
返信は宿に直接するように、とのこと。
それで、「ぜんぜん理解できません。何か問題が発生しましたか?」と返信しました。

それに対する返信が
「特に新たにお伝えすることはありません。予約は万全です。
お元気にお過ごしください。7月31日にお会いしましょう。」

???別な人に返信するつもりで、
私に最初のメールを間違えて送信したのでしょうか。
それともCi mancehrebbeには、別な意味もあるのでしょうか・・・
まあ、予約が万全なら文句はなしですが。

そんなこととは関係なく、今書いている旅報告の旅行中に、
booking.comから連絡があり、
ベルガモの予約を入れていた宿の都合が悪くなって
宿側からキャンセルさせてほしいという申し出があり、
代替の宿を提案するので、そちらに予約を入れてもらえないか、とのこと。
条件的に悪くなるわけではなかったので、それを受け入れたのでした。

さて、1月2日、ベルガモに移動しました。
駅に着いたのは、13時少し前。
ベルガモカードを売っているとガイドブックにあったので、
駅の近くのバスターミナルまで買いに行きました。
2泊するので、48時間のカードを購入。(15エウロ)
このカードで主だった美術館に入ることができ、
市内の乗り物に乗り放題です。
24時間のカードは10エウロですから、かなりお得なはず。

以前も書いたことがあるように思いますが、
ベルガモは、アルタ(高い方)とバッサ(低い方)があり、
旧市街はアルタにあります。
アルタには、フニコラーレ(ケーブルカー)で行きます。
代替の宿は、フニコラーレのアルタの駅のすぐ近くにあるので、
買ったベルガモカードを早速使って、バスでフニコラーレ・バッサの駅に向かい、
フニコラーレに乗ってアルタの駅へと向かいました。
バッサの駅(Citta Altaと書いてあるのは、その方面行きということです)


その途中で宿の予約確認書(スマートフォンのアプリに入れてあります)をよく読むと、
一番最後のところに、チェックインは、
バスターミナルの近くにあるBergamo Hubでするように書いてあります。
ああーっ、バスターミナルまで戻らないといけません!
もー、ベルガモ・ハブって何だよ~と思いながらアルタに着いて、
すぐにバッサ行きに乗り、バスに乗ってバスターミナルに戻りました。

ベルガモ・ハブというのは、ベルガモの宿や車、その他旅行者に必要なものを
いろいろ手配するオフィスなのでした。
2.5m四方程度の小さな小さなオフィス。
先客がいて、多分イギリス人の母娘が、宿とレンタカーをまさに今手配していて
全く時間のかかること・・・

20分は待たされたでしょうか。
やっと私の番になり、私の用件はさっさとすみました。
予約を入れていたのですから当然です。
鍵を受け取り、支払いを済ませ、ついでに美味しい店を訊いてみたら、
安くて美味しい店と、安くはないけれど伝統的な料理を出す美味しい店の
2つを教えてくれました。

さっきと同様にバスに乗り、フニコラーレ・バッサの駅に着いたときには14:30。
お腹ペコペコです。
駅の隣のバールで、トーストとビールの昼食にしました。


イタリアのトーストって、食パンの間にチーズやハムを挟んで、
クロックムッシュのような、パンを挟んで焼く器具に入れて焼いたものです。
写真は、ビールのグラスが小さいのではなく、
パンがとても大きいのです。
1辺が、16~7cmありました。

お腹も満たされて、フニコラーレに乗ってアルタへ。、
なんと宿は、フニコラーレ・アルタの駅のある建物なのでした。
降車後10秒と言う感じで入り口に着きました。

部屋は、モダンで簡素すぎるぐらい簡素。


バス&トイレは共用で、1泊57エウロ。
ベルガモは宿が安くないので、この料金なら、仕方ないですね。

部屋からの眺め。
アルタの駅前の広場です。

部屋でネット接続しようと思ったら、
私のPCのセキュリティの問題なのか、接続できません。
あらら・・・と思ったのですが、
ベルガモは、まちのかなり広いエリアでBergamo Wi-fiがフリーでつながるので
そしてその接続方法をちゃんと写真に撮ってきておいたので、

部屋にいて、スマートフォンとタブレットを接続することができました。
やれやれ。

なんだかくたびれて、晩ご飯まで部屋でゆったりと過ごしました。(続く)

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  • 12

from: ぐら姐さん

2016/02/25 20:44:07

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アルタに戻るため、フニコラーレの駅まで散歩しました。

露店が出ていました。






フニコラーレに乗って、アルタの駅に着きました。
犬を連れているシニョーレがいるところと、
その2つ左隣(写真に端がぎりぎり見えている)がフニコラーレの出入り口で、
右手前に黒い帽子のシニョーラがいるところの扉がB&Bの入り口です。

お昼ごはんは、また昨日の店に行こうかしらと思って歩いているうちに、
ブッフェでいろいろ撮り放題のお店の前を通りがかり、
外からガラス越しに見えるいろいろな料理についそそられて
ここでいいことにして入りました。

1時前なので店がまだ混んでいません。
店内の写真を私のテーブルから撮りました。(奥にはもっと人がいます)

野菜を中心にたっぷりと盛り付けました。
蟹爪フライ(偽者でした)やローストビーフも。

これで結構お腹が膨れましたが、2回目もちょっといただきました。

豆のスープも。

最後はドルチェ。
パネットーネにザバイオーネを添えていただきました。
左のは何だったか忘れました。サクサクしていました。

ヴィーノはグラスで2杯。
午後の部の美術館に供えて控えめです。
カッフェで〆てお腹い~~~っぱい。
一旦部屋に戻って休むことにしました。(続く)

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  • 10

from: ぐら姐さん

2016/02/27 09:15:48

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午後の部の外出です。
今回のベルガモ滞在の一番の目当てはカッラーラ美術館。
何しろ、2008年から改装工事のため閉館していて、
昨年4月、7年ぶりに再開したというのです。
このこともシニョレッリさんのサークルで知って、
ぜひ見てみたいと思ったのでした。

途中までは朝と同じ道。
サン・ミケーレ・アル・ポッツォ・ビアンコ教会の前も通ります。
朝は霞んでいましたが、午後はクリアに見えました。
この中に、あんなに素敵な空間があるなんて、本当に信じられない思いです。
両側が住宅だということで、教会は中央部分だけなのですね。

心の中で、また来るからね、と教会に向かって言い、
さらに下っていきました。

着きました。
カッラーラ美術館の入り口です。

チケットは12エウロですが、私はベルガモカードを持っているのでフリーパス。
48時間券で15エウロでしたから、ベルガモカードはかなりお得ですね。
ミラノからの日帰りであっても、ここを見るなら相当お得です。
24時間券が10エウロですから、ここだけでお釣りが来ることになります。
第1室

「実在性の進歩」とでも言うのでしょうか。
(変な言い方でしたら、シニョレッリさんに直していただきたいです)
ピサネッロやマンテーニャなどの国際ゴシック派(?)
初期ルネッサンスの画家の絵などが展示されています。
最初に展示してあったのが、ヴィンチェンツォ・チヴェルキオの受胎告知。

受胎告知は、数あるテーマの中でも一番多く見られます。
宗教画を見始めた頃は、どれを見ても同じように見えていたのですが、
マリアや大天使ガブリエルのポースや表情などを比較して見るのは
とても楽しいと思えるようになってきました。

ヤコポ・ベッリーニの聖母子像

ドナテッロの浅浮き彫りの聖母子像

アンドレア・マンテーニャの聖母子像

カルロ・クリヴェッリの聖母子像

ピサネッロのレオネッロ・デステの肖像

第2室

「ヴェネツィアの光と色」
ヴェネツィア派の第一世代を代表する画家、
ジョヴァンニ・ベッリーニを中心とした絵が展示されています。
ジョヴァンニ・ベッリーニの苦悶するキリストと聖母と賛辞・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ

同じくジョヴァンニ・ベッリーニの聖母子像

これも同じく。

不思議なものですね。
この手の絵、初めに見た頃は、ふうん、という感じで
ただ世の中に認められた絵、ただ上手く描かれた絵、という感覚で見ていたのに
イタリアを訪れる回数が増えるにつれて
教会や美術館を訪れることも多くなり、たくさんの宗教画を目にして、
ずいぶんと自分自身の絵を見る目が変わってきたことを感じます。

この第1室、第2室を見ただけでも、
「ふうん」から「うっとり」に変わってしまった自分がいることに気付きました。
1点1点、美しいと感じ、「見入る」私がいるのです。
ここらでしっかり勉強しようかな、なんて。
ひとまず、シニョレッリさんが最初にしていたと書いていらした、
「とにかく1点1点をじっくり見て、気付いたことを全てメモする」
というのをやってみようかとここで思ったのでした。

こんな調子で載せていると、どれだけ時間がかかるか分かりませんし、
シニョレッリさんのように詳しいわけでもなく、
いずれシニョレッリさんのサークルで、ここのほぼ全作品が紹介されると思うので
作品の写真はこのぐらいにしておきます。

ただ、特別展が開催されていたので、その作品を少し載せます。
IO SONO IL SARTO(私は仕立屋です)というタイトルで、
ジョヴァンニ・バッティスタ・モローニの作品が
ベルガモ市内の3つの美術館で開催されていたのです。
ジョヴァンニ・バッティスタ・モローニは、16世紀の肖像画ばかり描いた人だそうです。
代表的な作品が「仕立屋」で、ロンドンのナショナル・ギャラリー所有のものなのだそう。
まちのあちこちに、この特別展の宣伝が出ていて、
様々な絵に「IO SONO・・・・」と作品名が付けられていました。
ベルナルド・スピーニの肖像

レデッティ家の少女

これのタイトルは、記録し忘れ。

ここまで撮ってきて、次はいよいよ「仕立屋」だったのに、
写真を撮ろうとしたら、ノーフォトーと係員のシニョーラに止められてしまいました。
どうやら、この特別展は撮影禁止だったようです。
というわけで、入り口のところにあった大きな案内ポスターを撮りました。
これが仕立屋です。

これを撮っていたら、美術館のシニョーラが、
モローニに興味があるのでしたら、あと2つの美術館に展示中ですから
是非訪れてみてください、と声を掛けてくれました。

でも、まだ2つ、午前中に見逃した教会があるので、そちらに向かいます。
(つづく)

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