カルタジローネの続きです。
階段の上の方のまち歩き

夕暮れ近くの空が美しかった…



こんな細い階段にも通りの名前が付いていました。









祭りの日で、お店が混むだろうと思い、事前に宿の人にお店の予約をお願いしていました。
なんと’07年のときに入ったお店でした。

お任せで色々出していただいて。
魚介があれこれ出てきて、どれもとても美味しくて、本当にいい店でした。
カメリエーレの青年もとても感じが良くて。

料理の写真を全部は載せませんが、これだけは忘れえぬ一皿。

メカジキのサルシッチャ（ソーセージ）です。
日本の魚肉ソーセージとは全く別物の、メカジキの味がしっかりしています。
店を出るときに見たら、ショウケースにグルグル巻きになってありました。

宿が階段の途中から横に入るところなので、夜、キャンドルがそろそろ終わるころに上から見下ろしてみました。

見上げてみれば、色が見えます。

この祭りは、まちの守護聖人（聖ジャコモ）の日である7月25日とその前日、聖母被昇天祭の8月15日とその前日の4日間開催されますが、調べてみたら、聖ジャコモの日が一番盛大で、花火も打ち上げられるようでした。
次に行くことがあったら、是非そこを狙いたいと思います。

シチリアの15は、コルレオーネです。

ここには1度だけしか行ったことがありません。
'05年のことです。

コルレオーネと聞くと、何を思い浮かべますか？
映画ゴッドファーザーに登場するマフィアのまち、というイメージが私にはありました。
それしかない、というか。
実際にここでは撮影しなかったとか、いや少しはしたとかそう言うこともよく知らず。

この時も運転できる2人（リトルさんとよねちゃん）と運転できない2人（イプさんと私）の4人で、最初マルタ共和国に行き、船でカターニアに渡り、車を借りて'03年の時とは逆に、東から西へとシチリアの旅をしたのです。

'03年によねちゃんと私はパラッツォ・アドリアーノを訪れていましたが、他の2人がまだだし、前回はバスの都合で時間がとても短かったこともあって再訪することにしたのです。
パラッツォ・アドリアーノから次への移動の車中で地図を見ていたら、近くにコルレオーネを見つけてついでだからと立ち寄ることにしたのです。

事前情報なし、ガイドブックにも載っていない、マフィアのまちはちょっとドキドキ...
歩いてはみたけれど、まち歩きを楽しめるふうでもなく。
すぐに次へと移動しました。

というわけで現地で撮ったのはたった2〜3枚。
まちの広場

これは、コルレオーネのまちの紋章だそうです。

ライオンが心臓（ハート）を掲げているのだとか。

これもコルレオーネだったような気がしますが、定かではありません。