シチリアの17は、サン･ヴィート･ロ･カーポです。
シチリアの逆三角形の左のとんがりに近い辺りにあります。
何と言っても海の美しさが素晴らしいところです。
そのことは、ザヴィエルさんに教えていただきました。
その海が見たい一心で、10年夏にエオリエ諸島でバカンスした後にレンタカーで（この時は、西南さんが運転してくれました）西へ西へと移動し、1泊しました。

夕方（日本の感覚で5時とか6時だと夕方と書いてしまいますが、イタリアの夏はまだまだ日が高いです）着いて、お宿に荷物を置き早速出かけました。



ビーチの方へ。
砂浜が広い！！！

この時間だと砂が焼け付くほどの熱さではなくなっていました。
それにしてもすごい踏みあと。

てんこ盛りのジェラートを食べ、

この日は、総菜と酒類を買って部屋ご飯。



翌朝。





海は、やはり朝の人があまり入っていない時がきれいです。





ほんの少し海辺で遊び、まち歩き。









その後、車で移動。
車から見た、この周辺の景色がそれはそれは美しかったです。

時々車を停めて写真を撮りました。









こうやって昔の写真を見ているだけで今すぐにでも行きたくなってしまいます。

シチリアの18は、シラクーザです。
'03年8月と'16年1月に行きました。

まずは’03年の時はお初なので、一通りの観光をしました。
ギリシャ劇場

石切り場のディオニッソスの耳

アレトゥーザの泉

古代ギリシャ神話にも登場する伝説の泉で、世界最古の紙の原料であるパピルスが自生しています。

パピルス紙を作り、絵を描いている店があったので、そこにも入ってみました。

アポロ神殿跡

紀元前７世紀末に造られた、シチリア最古のドーリス式神殿の遺構です。
奥にあるのが、ちょっと見にくいですが２本の柱と石壁です。

ドゥオーモ

ジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画「マレーナ」でモニカ・ベルッチが歩いたのが、このドゥオーモの前の広場でした。

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ウニの身を出している人もいました。

マドニーナ教会

「涙の聖母教会」とも呼ばれているそうです。
1953年シチリアのある小さな家で小さな聖母マリアの石膏像の目と心臓から涙が零れ落ち、その後約3日間続いて涙の痕が見られたため、この辺りで大騒ぎとなりました。
この事件の後本当に多くの人々がこのマリア像を一目見たい、奇跡を拝みたいと集まってきました。
涙は、その後も時折溢れ出していたのだそうです。
そしてこの聖母像は研究者の団体によって正式に調査され、本物の人間の涙であることが証明されたのだとか。
その翌年から、司教達の要望により聖所の建設が開始され、1990年に完成したのがこの円錐形の近代的な教会です。

さて、今日は'03年8月の写真を載せましたが、'16年1月に一人で訪れた時の方がたくさん歩き、たくさん写真を撮りました。
というか、自分で気に入っている写真が多いです。
というわけで次回に続きます。