シチリアの21は、セリヌンテです。
前回のセジェスタに続いて、セリヌンテも遺跡です。
マザーラ・デル・ヴァッロのバカンス施設に滞在中に、施設の送迎バス利用で出かけました。
ここでチケットを買って入りました。

え？この先に遺跡があるの？と言う感じの入り口ですが、あるんです。

これ、パノラマで撮った写真なのですが、入り口を過ぎるとだだっ広い土地。
セリヌンテは、シチリア最大の神殿遺跡群なのですが、そのほとんどが崩壊していて、瓦礫の山のようなところがたくさんあります。
神殿の名前も、ＡだのＣだのと記号で呼ばれていて。

辛うじて建ち上がったまま残っているのはＡ神殿とＣ神殿で、敷地が広いので歩くのが大変な人のために有料の電気自動車のサービスがあります。
そして遠くまで行きたい人用の車も待機していました。
これ、パノラマで撮った写真なのですが、左端にその電気自動車が見えています。

私たちは、もちろん歩きます。
Ａ神殿まではすぐに着きました。









海の方、かなり向こうにＣ神殿が見えます。

Ｃ神殿まで歩きます。

C神殿に向かう途中、振り返ると、Ａ神殿が違う角度から見えました。

ブラックベリーがたくさんありました。

霧が出てきてＣ神殿が霞んでいます。

霧（靄？）は海の方から吹き上げてきていて、時々晴れたり、また霞んだり。



日差しを遮るものがないので、
観光客のグループが皆木陰に集まっています。

私たちも近くで休んだのですが、伊語のほかに仏語、独語、英語が聞こえました。

歩いてＡ神殿まで戻る途中、時々振り返って見ましたが、霞がすっきりと晴れることはありませんでした。

真ん中あたりで、1本だけぽつんと立っていた大きなイチジクの木に、
たくさんの食べ頃の実が付いていたので、夕食用にちょっといただきました。

車を待つ間、土産物屋を覘きました。



土産物屋の前の青いスクーターのある風景。