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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2024年07月21日 21時16分05秒

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初めてのピサ滞在

ピサには、日帰りで3回ほど行きましたが、泊るのは初めてです。2泊して、中1日ゆっくり歩きたいと思っていました。ほぼ定刻の9:53にピサ着。こんな時間で

ピサには、日帰りで3回ほど行きましたが、泊るのは初めてです。
2泊して、中1日ゆっくり歩きたいと思っていました。

ほぼ定刻の9:53にピサ着。
こんな時間では、チェックインはできませんが、事前に宿の人とメッセージをやり取りしていて、荷物だけ預かってもらえることになっていました。

この日の宿は、駅からはgoogle mapで徒歩25分と出てくる場所。
g.mapで出てくる時間は、身長180㎝ぐらいの脚の長い人がすたすた歩くならそのぐらいと言う感じなので、私は2割増しで考えることにしています。
つまり徒歩30分。
バスはあるけど、通勤通学時間帯でないと本数は多くないようだったので歩くことにしました。
それほど暑くはなかったのでスーツケースを引いてガンガン歩きました。

今回初めて海外SIMを購入して行きました。
もし足りなくなると困るなあと思って10ギガに通話も1000分付き。(結果的には5ギガで余裕でした)
以前はmaps.meと言うオフラインでも使える地図アプリを利用していましたが、今回はg.mapも使えましたし、宿の人とのやりとりもWhatsAppでできてとても便利でした。

地図を見ながらガンガン歩くのはいいのですが、道がつぎはぎでガタガタだったり、歩道があるのに狭くなって行って途中で無くなったり、道が狭いのに駐車の車列が長かったりとても歩きにくくて、それでもやっと着きました。

ピサの宿も常駐の人はいません。
でも掃除の人が入っている時間だから、彼女に荷物を預けに訪れる旨を伝えておくとのことでした。

この宿は、日本式で言うと小ぶりのマンションの各階ごとに所有者がいるようで、2階はこの宿の所有になっているようで、入り口は1つでした。
中には、部屋が3つ、ダイニングキッチン、シャワー・トイレルームが1つ。
つまり3室で1つのシャワールームを共用です。
普通の一家が暮らすマンションの一区画を宿にしたという感じです。

玄関ドアはパネルに暗証番号を入れると開錠される仕組みになっていて、その番号はメッセージで教えてもらっていました。
各部屋の入り口にはやはり番号式のボックスがあり、そこを開けると部屋の鍵が入っているのでした。
部屋番号とボックスを開ける番号も同じくメッセージで届きました。

中に入ると、お掃除の女性がいました。
挨拶をすると、聞いているわよ~、キッチンにどうぞ~と案内してくれてスーツケースを置かせてもらいました。
宿の人からWhatsAppを通じての電話がかかってきて、大丈夫だった?部屋に入れるようになったら、連絡するからね、とのことでした。

さて、身軽になったので出かけます。
近くのバス停。
ダウンロードすると時刻表が見られたり、切符が買えたりするのかしら。

400mほど歩いた頃、スマホがないことに気が付きました。
え?ない!バッグの中にも、リュックの中にも、ポッケにもない!!!!!
スマホが無ければ、地図も見られなければ、宿に帰って玄関も開けられない(暗証番号が分からないので)
いそぎ、引き返します。
玄関は開けられないので、ドアを強めにどんどん叩き、掃除の女性の名前を呼びました。
幸い、気付いてくれてドアを開けてもらえました。

ところが、キッチンのテーブルの上にも、周辺にも無いのです。
彼女も全然見ていないと言うし。
いくら探しても見当たらず、一瞬血の気が引きましたが、ふと思い浮かんで、玄関ドア前に行ってみました。
ありました!!!
そう言えば、荷物を引いてガンガン歩き、汗だくで中に入ってゆっくりする暇も水を飲むタイミングも無く荷物を預けて外に出て、歩く前に水を飲まないとと思い、横の手すりの平らなところに帽子とスマホを置いて水をがぶがぶ飲み、帽子を被って歩き始めたのでした。

ああ、良かった~~~ 次の旅行からはスマホに紐を付けなくちゃ。

というわけでリスタート。





20分ぐらい歩いて、斜塔が見えてきました。

(次回に続きます)

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from: ぐら姐さん

2024年07月27日 15時16分15秒

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今回、ANAの特典航空券で行ったのですが、羽田発21:30頃のフライトは、
離陸後の食事がありませんでした。
水のペットボトルと、おやつセットと言った感じのひも付き透明ビニール袋に個包装の小さなパンやスナックなど数種類が入ったものが配られておしまい。
飲み物サービスだけはありました。
搭乗前に軽めの夕食は取っていたのでそれで問題はありませんでしたが、なんだか寂しい感じがしました。

私は、映画を1本観た後はひたすら眠っていましたが、隣りのカップルはずっと起きていたようでCAさんに小腹が空いたと言っていろんなものをいただいて食べていたようです。
ふと目が覚めた時にもCAさんが様々なスナック類とバナナをトレイに載せて彼らのところに持ってきたので、私も横からバナナを1本いただきました。

この時にもらったおやつセットは、のちのち役に立ちました。
フランクフルト経由だったのですが、待ち時間が3時間近くあったのでバナナを1本食べましたし、
ピサの1泊が明けた朝食に、おやつセットの小さいパンと持参のソイジョイを食べるなどしました。
ユーロが高いことに加えて空港のものの値段はさらに高いので、自前でなんとかなるように繋ぎでちょっと食べられるものを持参していました。

ピサのお宿の主は、親切な方でWhatsAppで無事に入室できましたか?とメッセージをくれました。
既に、ピサは初めてでないことは話していましたので、じゃあこれはどう?という感じで紹介してくれたのが城壁歩き。
9mの高さからピサのまちを眺めながら歩くのは最高よ、夕暮れ時は特に美しいの、と。
前日夕は、くたびれていて無理だったし、この日の夕方は、フィレンツェに行くから無理。
でも歩いてみたい気持ちが強かったので午前中に歩くことにしました。

が、その前に買い物を。
午後からフィレンツェに出かけて夜に戻ってくるので、明日のための朝食や何やらを買いたいと思ったので地元の人向けの普通のスーパーマーケットがないか検索したら、近所には無く、最低でも20分は歩かないとだめそう。
でも25分ぐらいのところにカルフールの大型店があったのでそこまでせっせと歩きました。
なんと、ピサではない!となりのコムーネに入ってすぐのところでした。

広い売り場で品揃え超充実。
水と、昼食、夕食、翌日の朝食用のものを買いました。
そう、店で昼食か夕食を摂るつもりがなかったのです。
(昨日歩いて、そそられる店がなかったのと、宿の近くにはなさそうだったので)

会計は、たくさんレジがあるけどここに1列に並んで、指定された番号のレジに行くようになっていました。

また25分歩いて宿に戻り、城壁歩きに出かけます。
その前に、ひょっとすると歩いた後に宿まで戻らずにフィレンツェに行くことになるかも…と思い、買ってきた甘いパンを1個食べて出かけました。

一番近い上り口が、ちょうど一番端の木の塔だったので、端から端まであることにしました。

あまり高くはないです。

ここから上って歩き始めるとしばらくすると料金所のようなものがありましたが、ここでは徴収せず、係員が一人。
この先に料金所があるからそっちで5€払ってね、とのこと。

大した高さではないのですが、下を眺めながら歩くのはなかなか楽しいです。
遮るものは無いので、帽子を被り、UVカットの長袖パーカーを着ました。
この幅の狭さがいい感じ。



ボールを蹴って遊ぶ子どもたちや木陰で休む人たち。

蓮の池も見えました。



長くなったので、次回に続きます。

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from: ぐら姐さん

2024年07月28日 19時52分36秒

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城壁歩きの続きです。
城壁の高さがよく分かる写真です。
このぐらいだと、高所恐怖症の人も怖くないかしら。

サン・フランチェスコ教会が見えてきました。

こんな塔が。
1900年代初頭に建てられた工場群の一角で、今はピサ大学の関連施設になってるそうです。

この近くの城壁への入り口は、閉鎖されていました。

この(クソ)暑いのに、卓球をしている人たちが。

上半身裸の人たちは、日焼けができて一石二鳥なのでしょうけれど...
楽しそうな声が、城壁の上まで響いてきました。

オリーブの木のある一角

これは個人のお宅の一角?小さな工房の一角でしょうか。



普通の住宅のベランダは、のぞかれないように目の細かい網が貼ってあり、写真撮影禁止の表示がありました。

まちの中にあるネロ皇帝の浴場と呼ばれるローマ時代の遺跡。

斜塔と大聖堂が見えてきました。

つづく。

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