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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2024年08月06日 13時58分34秒

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ローマ1回目の2泊

昼過ぎにローマ・ティブルティーナに着きました。チェックインは14時からなので少し時間をつぶさないといけません。テルミニ駅は混雑しているし、休む場所もそ

昼過ぎにローマ・ティブルティーナに着きました。
チェックインは14時からなので少し時間をつぶさないといけません。
テルミニ駅は混雑しているし、休む場所もそれほどないので、ティブルティーナで持参の弁当を食べ、バールでお茶しました。

そしてローマ•テルミニの宿へ。
今回は夜に着くイプさんが翌日ゆったりと久々のローマを楽しめるように2泊。
その後ノルチャに行くのでテルミニ駅から近い、キッチン付きの宿を予約しました。

今回の旅行でローマにはこの時が1回目、ノルチャから戻って1泊するのが2回目、そして最後の帰国前の2泊が3回目となります。
3回全部違う宿にしたのですが、共通するのは古い建物で、エレベーターがだいぶ昔のこのタイプであること。

最初の宿は、旧来の狭いシングルベッドだったし、タオルもタオルではない、ワッフルの様な織りのシーツみたいな生地のもの。(懐かしいと思う方もいらっしゃるでしょうか。昔はこの手のものが多かったですよね)

さて、その古い建物、古い設備のアッパルタメントなのに、それがもうびっくり。
海外へ旅行していない5年半の間に、宿のチェックインなどのシステムはかなりアップデートしていました。

予約サイトを通しての宿からのメッセージで、チェックインは、こちらのサイトでどうぞと案内があり、宿泊者名、パスポートナンバー等、チェックインに必要な項目は全てウェブ入力。
入室についても敷地の門を開ける指示、その次の建物のドアを開ける指示もウェブ操作。
それのせいで困ったことが起こりました。

門が開いていたので敷地内に入り、OKとタッチして、次に建物ドアを開ける操作をしても、門の鍵を開けなさいと指示が出てくるのです。
あらあら、どうしましょと思いながら門を閉めてやり直しても同じ。
もたもたしているうちになんとスマホのバッテリー残量が20%を切り、モバイルバッテリーと繋いだのに、充電マークが出ない!!!
どうやらコードの付け根のところの接触不良のようなのです。
もし宿の人と連絡が付く前にバッテリー切れを起こしたらどうしましょう...

画面をいくら操作してもだめなので、電話してみました。
宿の人が離れたところからやってくるとしたら、その前にバッテリーが切れるかも...
と心配しつつ、今門のところにいると話したら、何のことは無い「すぐ下りて行きます」と言って来てくれて、無事に部屋まで案内してもらえました。
チェックインがあまりに進んでいるのでドキドキしましたが根本的には昔ながらと言う…

結果的に言うと、この敷地内にはまあまあ大きな2つの建物があり、そのうちの一つにこのアッパルタメントを経営する事務所といくつかのアッパルタメント(1つのフロアに4つぐらい+共同キッチン×数フロア)があるということのようでした。
事務所で2~3人がそれなりに仕事をしているので、できれば手を掛けずにウェブ操作で中まで入ってきてほしいということだったのでしょう。
やれやれ。

部屋に入ったと思ったら、別のシニョーラが、ちょっと失礼させてね、と工事業者を連れてきて、シャワールームの下のパンのサイズを計らせていました。
その間にシニョーラにモバイルバッテリーとスマホをつなぐコードを見せて、これが壊れてしまったのですが近くに買えるところはありますか?と訊いたら、門を出てすぐ左のところに小さな中国人経営の店があって、そこなら何でもあるわよ、きっと、と教えてくれました。

すぐに行って、これがダメになったのだけど...と見せたらすぐにちょっと奥から出してきました。
5€でした。高いか安いか分かりませんが、これが無ければこの先ものすごく困ることになるので、買えてとても助かりました。

それからスーパーマーケットに行って、自分の晩ご飯や朝食用の食材、イプさん到着祝いの乾杯用のスプマンテとつまみなどを買いました。
月曜なのでマッシモ宮の国立博物館は休み。外観修復中?

懐かしいレプッブリカ広場の辺り

大好きなエル・ブゲットのポルケッタを買おうかと思ったのに、昼休憩が明けて開店するはずの5時に行ったけどまだ開いてないし...(その辺アバウトな店なのは承知なのでしかたありません)

部屋でスーパーで買った冷凍のスパゲッティ・アッレ・ヴォンゴレをレンジで温めて晩ご飯。
特別美味しいものでもないけど、不味くもなく、しっかり量はありました。
イプさんから21時ごろに無事フィウミチーノに着いたと連絡。
その後これからバスに乗るときたので、1時間後を見計らってテルミニ駅横に迎えに行きました。
無事に合流して、部屋で乾杯。
日付が変わる頃に就寝しました。

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from: ぐら姐さん

2024年08月15日 19時40分50秒

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カステッルッチョの帰りの車で窓際に座ったので美しい景色を撮りたかったのですが、知らない道を走っている車から撮るのはとても難しくて、木の枝は邪魔するし、おっと思うとカーブするし。
いい写真は撮れなかったのですが、ひとまず載せます。

午後は雲が少し多くなったので、本当にいい時間帯に行ったと思います。

午後は、朝とても早起きだったので、昼寝をしました。
それから少しお土産を買いました。
この辺り、レンズマメが特産で、特にカステッルッチョは良質な産地として有名。
化学肥料を使用せずに栽培した健康に良い商品を提供するのを目的にカステッルッチョレンズ豆協同組合が作られたそうです。
消費者保護のため、また商品模倣を防ぐため1997年EUはカステルッチョのレンズ豆にIGP呼称を与え、顧客のため、しっかりとした基準で工場を管理し、品質の良い優れた商品の製造を目指し、 品質と価格、両方の面で消費者のニーズに応えることを目標としているのだとか。
買ってきましたよ。まだ食べていませんが。

そして夕食は、また昨日の店に行きました。
ほんと、気に入ると通っちゃうんですね、私たち。

カステッルッチョは、アスコリ・ピチェーノにも道が通じているからか、こんなのがメニューにあったのです。
昨日見つけられなかったのですが、食べている人を見かけて、メニューをもう一度よく見ると、後ろの方にこんなのがあったのです。
LE STUZZICHERIE軽いおつまみと言ったところ。

大好物なのです、オリーヴェ・アッラスコラーナ。イプさんと分けました。

この日は、前菜なしで、パスタ1皿とセコンドを1皿ずつ。
私のは、自家製パッパルデッレ、ノルチャ風。

サルシッチャ(生ソーセージ)と生クリームを使ってありました。

イプさんの自家製パッパルデッレのお店風(サルシッチャとポルチーニ、サマートリュフ入り)

これまたとても美味しくてボリュームもあり、本当にこの店いいです。

セコンドは、サグランティーノとローズマリーのスカロッピーナ

これまたお肉は柔らかいわ、ソースのお味がいいわ、ボリュームもあるわ、でうっとりの味。

さすがにこの日はドルチェまでは食べられなくて、これにて終了。
またノルチャに行くことがあったら絶対このお店に行きたいです。
このお店、やはり地震でやられて修復中のテアトロのすぐそばにある店です。

わずか2泊でしたが、ノルチャはとても良いところでした。

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from: ぐら姐さん

2024年08月16日 20時30分22秒

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ノルチャ2泊目が明けて、また大家さんのバールで朝食をいただき、お弁当に使うパンや生ハムなどを買いに行きました。
初日に生ハムを買った店に行ったら、パニーノを作ってもらっている人がいたので、この店にパンもあることが分かりました。
(ハム・サラミ屋さんはパンも置いていて、言えば生ハムなどを切ってパンに挟むだけのシンプルなパニーノを作ってくれるところが多いのです)
私たちも、ノルチャの生ハムを、今回は機械で薄く切ってもらってパニーノにしてもらいました。
それと夜の部屋ご飯のために生ハムとモルタデッラを買いました。

それからスポレートまでの切符を買いに初日に行ったタバッキに行くと、元気な老シニョーラがここでは売っていない、エディコラで売ってるよ、と2軒のエディコラの場所を教えてくれました。
近い方に行ってみると、スポレートまでの切符はきらしていると言われ、もう1軒へ。
その店では、3枚の組み合わせでスポレートまでの料金になるようにして売ってくれました。
やはりバスの切符は乗る直前ではなく、余裕を持って買うべきですね、イタリアでは。

バスは11:30なのでチェックアウトタイムの11:00ぎりぎりまで部屋にいました。
バールのオネエサンには11時に出ますと伝えていたのですが、来ませんでした。
荷物を下ろすのは自力でできるので待たずに出ました。

バス停に着いたら、WhatsAppにバールのオネエサンから連絡が来ていました。
「今部屋に来たらもういないからびっくりしたわ!遅れてごめんなさい。」
ということだったので、
「大丈夫。下ろすのは問題なくできたわ。昨日はタクシーを紹介してもらったおかげで、カステッルッチョを楽しめました。お世話になりました。いつかまた帰って来ます。」と返信しました。
「楽しんでくれたのならよかったわ。是非またきてくださいね。」とさらに返信が来ました。



ほぼ定刻通りにバスがやってきて、スポレートまで。
そして少し遅れてやってきたICでローマに戻りました。
2度目のローマの写真はありません。
1泊だけだったし、翌朝早くフィウミチーノへ行ってカターニアに飛ぶからです。
おまけに、テレビのニュースで、ストロンボリが噴火して登山中の観光客が1人亡くなり、数人が怪我をしたこと、エトナもかなりな噴煙を上げていて、その火山灰のせいでカターニアまでのフライトがこの日1日キャンセルされたことをやっていました。

明日のフライトが無事に飛び立てますように、と祈りつつ眠りに就いたのでした。

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