プーリアの25は、マンドゥリアです。
'17年8月、いつもの旅仲間やnasakuraさんとマキさんちに滞在中に、マンドゥリアでピッツィカ（プーリア州サレント地方の伝統的な踊り）のおまつりをやっているから、行ってみましょうと車で連れ出してもらって夜だけ行きました。

行く道中にいろいろあり、さらに寄り道もし、車を会場近くに泊めることができずに結構歩き、ピッツィカのおまつりのはずがただの地元バンドのライブと言う感じなのでした。
いちおうPIZZICAとはありました。

演奏ばかりで、踊っている人がいないような…

飲食のお店はたくさん出ていました。









何枚載せてもこんな写真ばかりなのでここで止めますね。
この場所でちょこっと過ごして食べて飲んだだけなので、マンドゥリアがどんなまちなのか、全く分からないままです。

プーリアの26は、モルフェッタです。

ここもロマネスク教会があると何かの情報で知り、トラーニ滞在中に日帰りで訪れました。
海辺にロマネスクの聖堂があるということ以外、何も調べもしないで行ったので
とりあえず、駅から少し歩いた辺りで、腰掛けておしゃべりしているシニョーラに訊いてみました。
カテドラーレはどこかですか、って。
そしたら、２人とも何それ？って感じで、こっちが何それってびっくりしちゃいました。
チェントロに住んでいないと関係ないのでしょうか。
たいてい、イタリアの人たちって、自分のまちの自慢には詳しいのに。

多分あっちの方に行けばあるんじゃないのって適当に言われ、そっちの方に行ったら、まちの案内板があって港の方に向かうことができました。
歩いているうちに、「DUOMO↑」という小さな表示のある門があってどこにあるかがだいたい分かったのでした。

その門をくぐった途端、まちの様相が全く変わってしまいました。
このまち、新市街は全然よくないのに、旧市街はちゃんと旧市街なのでした。











おおっ、旧市街だーと写真を撮りつつ進むと、この辺りはもうドゥオーモの建物かも、という雰囲気になりました。



あら、もうここがドゥオーモ？

と思いながら一旦、海の方へ出てみると

これ、これ、やっぱりドゥオーモだわ、と見えたのでした。

このドゥオーモは、建物の周りをぐるりと１周できません。
別な建物と繋がっているのです。
城塞と聖堂がくっついているのもプーリア・ロマネスクの特徴で、
防御上の理由と、聖堂が城塞の礼拝堂を兼ねているのだとか。
どこかをくぐって右側面、別な方に回って後陣の裏側、
という感じになるのです。
あっちに回って、こっちに回って写真を撮りました。











昼下がりなので、中には入れませんでしたが、それなりに楽しめました。
来たときとは違う、旧市街の中を迷いながら駅へと戻りました。

途中の街角の通りの表示。



MAMMONIって、MAMMONE（マザコン男）の複数形ですよね...
それとも元々の意味「マカク属のサル」？

この辺りは、廃屋になっているようで野良猫がたくさんいました。



途中で見つけたお店に入って、
ピアディーナに野菜とプロシュットを挟んだものを食べました。

ちゃんと温めてくれて、これと小瓶のビールで3.50€。
プーリアは安くて嬉しいです。（今だともっと値上がりしているでしょうが、仮に5€だとしても高くはないですね）
予定の列車に乗って、トラーニに戻りました。