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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2024年01月20日 09時33分42秒

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ウンブリアの(小さな)まち

イタリアで海なし州って言うと私が一番に思いつくのがウンブリア州です。でも地図で調べるとヴァッレダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、トレンティー

イタリアで海なし州って言うと私が一番に思いつくのがウンブリア州です。
でも地図で調べると
ヴァッレダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、トレンティーノ・アルアトアディジェ州と結構あるのですね。
ウンブリア以外は、全部イタリアの長靴の膝部分というか地中海に突き出していない部分です。
ウンブリアだけは、地中海に突き出している真ん中にあるというか、ティレニア海にもアドリア海にも面していませんね。

数えてみると、海がない州を訪れた回数は、ピエモンテ以外はそれほど多くありません。
州都ペルージャ以外に訪れたまちを挙げてみると11。
半分ずつに分けるまでもないですね。

1.アッシージ
2.オルヴィエート
3.カスティリオーネ・デル・ラーゴ
5.グッビオ
6.スポレート
7.トゥレーヴィ
8.トルジャーノ
9.フォリーニョ
10.ブルーナ
11.モンテファルコ

次回1から書いていきますが、今日は恒例の州都ペルージャの写真を載せます。
何度も訪れているのですが、’12年12月31日、とても天気が良かった日の写真を。





老舗パスティッチェリーア、サンドリ

ペルージャのシンボルともいえるドゥオーモのマッジョーレ噴水

ドゥオーモ

プリオーリ宮
国立ウンブリア美術館や公証人の間、商人組合、両替商組合などが入っています。





州別シリーズを完走したら、州都を載せて締めくくるので、今日はこのぐらいで。

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  • 15

from: ぐら姐さん

2025年01月01日 21時17分01秒

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間抜けな話なのですが、ウンブリア州の(小さな)まちシリーズは11のモンテファルコで終わったと思っていたのですが、1つ抜かしていました。
今さら番号は代えられないので50音順からはみ出して、12として載せます。
そのまちがナルニです。

'17年12月にnasakuraさんと訪れました。
シニョレッリさんにイエージ~ローマ間で1泊だけするのによさそうなところを、とお聞きしたらナルニはどうかと教えてくださったからです。

その後はサレルノの南のピショッターパリヌーロまで移動するので、ローマ寄りのまちをお勧めいただいたのです。

ナルニの旧市街は駅から離れた丘の上なのですが、翌朝のことを考えて駅の近くに宿を取りました。

荷物を置いてまちに出かけました。
駅からまちまでのバスがあるらしいのですが、歩くのが大好きなのでのんびりと歩いて行きました。

そしてまちの門に辿り着きました。

このまちの色は、アンコーナ周辺のちょっと黄色がかった建物とは違って灰色です。
最初、なんだか暗くてくすんだ印象でした。



でも、中心部に行き、建物1つ1つを見て行くとどんどん好きになるのでした。

まちの中心部に着きました。
ナルニの旧市街中心部のにあるムニチピオ(市庁舎)。

細部を見るとなかなか素敵です。







この建物の中に観光案内所もあるのですが、残念ながら閉まっていました。
その近くにこんな表示が。

差し詰め「イタリアのへそ」というところなのですね、ナルニは。

向かい側の建物も素敵。







中に入ってみました。
何だかよく分からないのだけど、トイレマークがついているところがあり、それに従って奥に行くと無料で使える結構きれいなトイレがありました。
ついでに内側の写真も撮りました。



面白い噴水がありました。

下の中心部にはプレゼーペ

水はこんなところから出ています。

水は、下にある壺の中に入るようになっているのでした。

散歩を続けました。

ロマネスクの教会がありました。
サンタ・マリア・インペンソーレ教会です。
8世紀に創建され、1175年に完成したと書かれていました。









中に入りました。









外に出ました。



ナルニソッテッラーネア(地下遺跡)を見られるところがあるのでした。

入るのは無理でした。



1本違う道に入りました。



また教会がありました。

サン・フランチェスコ教会という名前でした。
シニョレッリさんのブログによれば、1213年、当時のナルニ司教の要望に応じて、ナルニを訪れた聖フランチェスコが、この場所で説教を行いながらナルニに留まり、その間急速に信者が増えたのだそうです。
聖フランチェスコの死後、1226年に建てられたロマネスク様式の教会です。



壁にも柱にもフレスコ画がいっぱいでした。





祭壇の前にはこの時期ならではプレゼーピ。
ここのは大きいです。

とても素敵な空間でした。
外に出ました。
もう少し先まで行ってみます。
舗道の模様が素敵。







歩き回って気が付けば午後2時。
お腹がペコペコで適当に通りがかった中から美味しそうな店に入りました。
肉屋がやっているらしきカジュアルな店でした。
紙製のランチョンマットには、ムニチピオの前の時計塔とあの噴水が描かれています。

まちを象徴するものをこういうシンプルな絵で描けるのって素敵だと思いました。

ナルニは小さなまちなのに載せたい写真がたくさんあって長くなったので続きはまた次回。

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  • 9

from: ぐら姐さん

2025年01月03日 16時52分49秒

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昼食の後のナルニまち歩きです。
ドゥオーモです。
このまちのドゥオーモは、この角度から見るとドゥオーモらしい風格があまりありません。

中に入りました。











最初のドゥオーモの写真から、ここ↓を通って左に行くと

この広場に出て、ドゥオーモの全体が見えました。

その界隈には、かわいらしいものを売るお店も。



さらに先まで歩いてみました。











ナルニ市立博物館に入りました。
時間もあまりないので、あれこれすっ飛ばしてみました。
彫刻群。







この絵は暗くてちゃんと写っていませんでした。

上の絵は、下の絵と裏表に描かれています。



ドメニコ・ギルランダイオの聖母戴冠。

入った途端、うわあ...声にならない声をあげ、この絵に釘付けになってしばらく見惚れていました。
暗い展示室で、この絵だけに照明が当たるようにしてあるのだそうです。
(シニョレッリさんのブログより)







この絵を見ただけでも、ナルニに来てよかった、と思えました。

外に出るともう真っ暗。



バスは、バス停の時刻表を見る限りは無いみたいだったので、バールで一息ついて、タクシーを呼んでもらうことにしました。
近くのバールに入って、紅茶をいただきました。

タクシーを呼んでくれるようにお願いし電話してもらったのですが、タクシーがよそに出ていて無理だとのこと。
(こういうところってまちに1台とかしか無いことが多いみたいなのです)

どうしましょ...
こんな暗い中、来た時の山道ではなく車道を歩くにしても嫌だなあ...
二人で困り果てていると、バールのシニョーレが、俺の車で送ってやるよ、とキーを取りに行ってくれたのです。
なんとありがたい!
申し訳なく思いながらも乗せていただきました。
狭くてごめんよ、と言うその車の中には、チャイルドシートやおもちゃがありました。
きっといいパパなのにちがいありません。

ホテルの前で降ろしてもらって、ガソリン代にと10€のお礼を渡しました。
やはり初めは、受け取れないと言われましたが、何とか受け取ってもらいました。
本当に助かりました。

それも含めてナルニはいいまちでした。
今度はもっと季節の良いときに行きたいものです。

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