州都シリーズの3は、Lombardia（ロンバルディア州）/ 州都：Milano（ミラノ）です。

何度訪れたことでしょう。
分かるところだけで書いてみると
'94年8月、'95年8月、'97年12月、'98年8月、'00年8月、'01年8月、'02年2月、'02年7・8月、'02年12月、'04年5月、'04年10月、'05年9月、'06年12月・'07年1月、'08年7月、'09年1月...
きりがないので、止めることにしました。（我ながらよく通ったものです）

'09年以降ローマを利用することが多くなりましたが、もちろんその旅行の行き先によって便利な方を利用するので、どちらも同じぐらいの回数訪れているのでしょう。
ほかにトリノから入ったりフィレンツェやボローニャから入ったりしてもいましたが、旅行のイン・アウトしたのは圧倒的にこの2都市です。

ミラノに行ったら誰もが訪れるのがドゥオーモですね。

イタリアに行き始めた頃は、イタリアの教会はこのドゥオーモも、フィレンツェのドゥオーモも有料ではありませんでした。
もちろんミサなど信者のために行っていることの邪魔をしないよう、その時間を避けたりして、静かに入って観ていましたが、いつからでしょうあっちもこっちも有料になってしまいましたね。
最初の頃とか初めての人と一緒の時は入っていましたが、もう何年も中は観ていません。
屋根の上にも一度だけ上りました。’05年のことです。

それとドゥオーモ近くのガッレリア



有名な床に描かれた星座の牛の〇〇を踏んで1回転すると、願いが叶うとか、幸せになれるとか、再訪できるとか…

スカラ座の前を通ったことはありますが、1度だけ年末にバレエを観に行ったことがあります。（あまりに前のことで写真が見つかりません…）

運河のあるナヴィリオ地区

夕方からはアペリティーヴォを楽しませてくれる店がたくさんあります。
ドリンク1杯オーダーしておつまみ食べ放題。

月の最終日曜には、骨董市が開かれます。

買わなくても、見て歩くだけで楽しかった～

ミラノで一番好きなサンタンブロージョ教会。
イタリアに通っているうちにいつのまにかロマネスクに惹かれるようになって、改めて見に行った時の感動と言ったら。
気持ちが違うと見えるものも全然違うものなのだと実感しました。
教会の中に入る前のアトリウム（前庭）にどれほど時間をかけてしまったことか。









内部も素敵です。

なあんて調子に乗っていると長くなるのでもっと見たい方はこちらをどうぞ。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100088851461?sortList%5BsortType%5D=2#position1100088851461

ミラノを歩きたいと思ったのは、須賀敦子さんの作品を読んでからです。
彼女の暮らしたエリアを見てみたい、と。
コルシア書店の仲間たちとよく食べていたと言う、ドゥオーモ近くのオステリア、アル・カンティノーネで名物オッソブーコをいただきました。

中央駅は、1922年にムッソリーニが首相になると、ファシスト政体の権力を象徴するような権威主義的なデザインが付加され、駅舎は荘厳で豪華な仕様に変更されたのだそうです。（醜い、という方がたくさんいらっしゃいますね）
5月に行った時に、駅前の木に花が咲いていました。


何の花なのか分かりません。プラタナスだと聞いたことがあるのですが、違うような気もして。

トリノのところでも載せましたが、ミラノ内を移動するのにトラムを使うのが大好きです。

新型の車両

私は断然旧型が好きです。
中も。

思いつくままに適当に載せているうちに長くなったので今日はここで止めておきます。