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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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公開 メンバー数:403人

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from: ぐら姐さん

2025/03/02 21:54:35

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イタリア20州(-4)の州都

イタリア20州は以下の通りです。その中でグリーンの文字の都市が、私がまだ訪れたことのない年です。それを除いて、私が訪れた都市についてこれから順に書いて

イタリア20州は以下の通りです。
その中でグリーンの文字の都市が、私がまだ訪れたことのない年です。
それを除いて、私が訪れた都市についてこれから順に書いていきます。

1.Valle d'Aosta(ヴァッレダオスタ州) / 州都:Aosta(アオスタ)
2.Piemonte(ピエモンテ州) / 州都:Torino(トリノ)
3.Lombardia(ロンバルディア州)/ 州都:Milano(ミラノ)
4.Trentino Alto Adige(トレンティーノ=アルト アディジェ州)/ 州都:Trento(トレント)
5.Friuli Venezia Giulia(フリウリ=ヴェネツィア ジュリア州)/ 州都:Trieste(トリエステ)
6.Veneto(ヴェネト州)/ 州都:Venezia(ヴェネツィア)
7.Liguria(リグーリア州)/ 州都:Genova(ジェノヴァ)
8.Emilia Romagna(エミリア=ロマーニャ州)/ 州都:Bologna(ボローニャ)
9.Toscana(トスカーナ州)/ 州都:Firenze(フィレンツェ)
10.Marche(マルケ州)/ 州都:Ancona(アンコーナ)
11.Umbria(ウンブリア州)/ 州都:Perugia(ペルージャ)
12.Lazio(ラツィオ州)/ 州都:Roma(ローマ)
13.Abruzzo(アブルッツォ州)/ 州都:L'Aquila(ラクイラ)
14.Molise(モリーゼ州)/ 州都:Campobasso(カンポバッソ)
15.Puglia(プーリア州)/ 州都:Bari(バーリ)
16.Campania(カンパニア州)/ 州都:Napoli(ナポリ)
17.Basilicata(バジリカータ州)/ 州都:Potenza(ポテンツァ)
18.Carabria(カラブリア州)/ 州都:Catanzaro(カタンザーロ)
19.Sicilia(シチリア州)/ 州都:Palermo(パレルモ)
20.Sardegna(サルデーニャ州)/ 州都:Cagliari(カリアリ)

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  • 7

from: ぐら姐さん

2025/04/05 09:57:30

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州都シリーズ、いよいよ最後です。
ラツィオ州の州都にしてイタリアの首都ローマ。
行けば行くほど好きになるまちです。

ローマのことはどんな風に書いていけばいいかなあと考えた時に、素直に訪れた順に書いていくのが、私がだんだん、どんどんローマに惹かれていったことが伝わるのではないかと思いました。

そして初めて訪れた(ともいえない、トランジットのための1泊でした)ときの旅日記を引っ張り出してきて読みました。
書き写してみます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1989年8月5日
5:40定刻通りにレオナルド・ダ・ヴィンチ空港に到着。
空港では驚きの連発。
パスポートコントロールはただ見せるだけという手軽さ。
両替の窓口は閉まっている。トイレはメンテナンス中で使用不可。
ロビーに出ると隅っこに両替屋があり、トイレはその正反対の方にあるところが開いていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この空港では、何かしらの不便に出会うことが多かったのですが、今はだいぶそんなこともなくなりましたね。
空港なのに、エスカレーターが停まっていてスーツケースを持って階段を上り下りした経験もありますが。

その時は成田を11:15に飛び立ち、香港、バンコクを経由して翌朝5:40に着くという南回りの安い航空券で行きました。(つまり時差を考えると24時間以上かかっていました)
目的地はミュンヘンで、そのためにローマも経由するのでせっかくなら1日ストップオーバーすることにしたのでした。

一番印象に残っているのは8:00頃に着いたサン・ピエトロ寺院です。
今とは違って受付も無ければセキュリティチェックもありませんでした。
朝早いせいかほとんど観光客はいなくて、ひと気のあまりないときにすんなりと入ることができたのです。
ただ、当時は大きなバックパックで旅行していましたから、その大きな荷物は預けなさいと言われ、荷物預かりに預けて中に入りました。

これはだいぶ後になってから知ったことですが、たいていの教会は、ファサードが西向き、祭壇が東に置かれていることが多いのですが(だから、朝行くと祭壇奥にステンドグラスがある場合は日の光を通して美しいし、夕方行くとファサードが西日に映えて美しい)、サン・ピエトロ寺院は逆で、入り口が東向き、祭壇が西にあるのです。

初めて入った時は、入り口側の高い窓から祭壇の方に朝日が数本の筋になって差し込み、何とも言えない神々しい凛とした雰囲気がありました。
それだけで心が震えるというか。
おまけに小さな礼拝堂でミサを行っているようで聖歌が響いていたのです。
私は、クリスチャンでもないのにそこに身を置いていることが恐れ多くて、写真をとることもせず、ただただ敬虔な思いで拝見させていただいたのでした。

このときのローマ1日の写真はほとんどないしフィルムで撮った自分たちも写っているものだけなので載せません。

’94年夏に初めてまともなイタリア旅行をしました。
多くの旅行者が観るであろう観光どころに行きました。

’02年1月にローマで3泊だけのホームステイをしました。
その時のローマ散歩で見つけたのが、ブッコーネです。

この時は、お世話になったお家にお土産に1本良いヴィーノを買って行こうと立ち寄ったのでした。(中で食事もできることが分かったのはもっとずっと後のことです)

’99年8月に1泊したときに、エル・ブゲットを見つけました。
この時も中で食べたのではなく、宿で夕食を食べるために少し切ってもらい、でもせっかくだから1杯だけ、と中で少し飲みました。

(どちらの写真も、後年に撮ったものです)

腰を落ち着けて一般的な観光からもう少し踏み込んでローマを見てみようと思ってキッチン付きの宿に5泊したのが’09年の12月です。
この時は、芸術新潮が「ローマ ROMA 中世の美を歩く五日間」と題して特集した2007年8月号を見て、是非ともそれらの見どころを周りたいと思ったのです。
ローマというと古代ローマの遺跡か、美術館でルネッサンス期の作品を見るか、というイメージだったので、実質3日間で見て歩いた中世のローマは、とても新鮮で魅力的でした。

その時ももちろん行きましたが、さて、いつ行っても必ず訪れるのがパンテオンです。
行きたくて行ったり、偶然そこに出てしまったり。
’09年の時は雨でした。

そこで出るのが、あの天井の真ん中にある穴に降る雨はどうなるの?という疑問。
もちろん確かめに行きました。
見上げれば、やはり塞いでなどいません。

これがその真下。
ちゃんと隙間のある円形の金属があって、雨は下に落ちるようになっているのでした。

宿がポポロ広場に近いところだったので、夜も朝もその辺りに散歩に行きました。
夜のポポロ広場

朝の双子教会

すみません、あれこれ忙しいので、1週間ほど休みます。
明日からちょこっと国内旅行です。

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  • 12

from: ぐら姐さん

2025/04/12 11:14:09

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皆様お久しぶりです。
ほぼ初の奈良県の旅に出ていました。
さくらの時期なので早めに宿を押さえていたのですが、そこに吉野の桜の時期がドンピシャにはまって、お天気にも恵まれて(旅行中1度も傘を差しませんでした)、朝以降の旅でした。
いくつかの寺社も訪れたのですが、室生寺に特に強く惹かれました。

さてローマの話でした。
ローマに行く度にコロッセオの外観は目にしていましたが、



中に入ったのは、’09年の時が初めてでした。



やはり中に入って自分の目で見るとそのすごさをより感じることができました。

その近くにあるマルチェッロ劇場(マルケッルス劇場と言われることが多いようです。)は、皇帝アウグストゥスの甥マルクス・マルケッルスの名を冠しているが、当人は劇場が完成する5年前に亡くなって、アウグストゥスが紀元前13年に完成させたのだそうです。
なんでも、コロッセオのモデルになったそうです。

関係ない話ですが、フィウミチーノ空港に直結するホテル、ヒルトンローマ・エアポートに滞在者のための市街への無料送迎バスはこの劇場前から発着します。(目印は何もありませんけど)

カピトリーノの丘に上る階段(右。左はアラコエリのサンタ・マリア聖堂)を上ると
ミケランジェロが1534~38年に設計したカンピドリオ広場があります。
カピトリーノ美術館に入館して上の階の窓から見るとその美しさが見えます。

この広場全体の構想、宮殿のファサード(建物正面の意匠)、広場の敷石が描く幾何学文様などはミケランジェロの構想・設計になるもので、このことは、塩野七生さんの小説「黄金のローマ」にも出てきます。

左右にパラッツォ・デイ・コンセルヴァトーリ、パラッツォ・ヌオーヴォがあり、前者を「コンセルヴァトーリ美術館」、後者を「カピトリーノ美術館」と呼ぶ場合もありますが、通常、両者合わせて「カピトリーノ美術館」と称しているそうです。

広場の真ん中にあるマルクス・アウレリウスの騎馬像はレプリカで、カピトリーノ美術館の中に本物があります。
像も見事ですがその大きさにも驚かされます。

(この写真とその上のものは’17年の旅行の時のものです)

サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂

「ローマの休日」で有名になった「真実の口」の聖堂ですね。
(真実の口に手を入れたのは初ローマ観光の時でした)
行列を作っている観光客の横をすりぬけて堂内の土産物売り場へ直行。
その一角にあるサン・ピエトロ大聖堂伝来の8世紀のモザイクの断片「マギの礼拝」を見るためです。

須賀敦子さんも好きだったというアヴェンティーノ丘に登る坂道へ。車両は通れない、なかなか趣のある坂道です。

この丘の上からの眺めが素晴らしいのですが、あいにくの曇り空。

関東だったら、冬の晴れた、空気の澄み切った日に!と思うのでしょうが、地中海気候だと、夏の澄み切った青空の日に見たい!と思いました。
同じ場所でも、季節や天気で全然違った印象になるので、行っても行っても、また行きたくなるのですね…。

そこからほどないところにサンタ・サビーナ聖堂があります。
「藝術新潮 ローマ 〜中世の美を歩く5日間〜」によれば、バロックのお化粧がなされていない、中世の面影を十分に残している聖堂なのだとか。





ここで最も重要な美術作品は、玄関間の糸杉材による木彫扉だそうで、5世紀の創建当時の浮き彫りパネルがこれだけまとまって残っているのはほかに現存しないのだとか。

サンタ・サビーナ聖堂からトラス・テヴェレ方向へ向かう途中でマルタ騎士団の館の「天国の扉」に立ち寄りました。

行列ができているのは、この扉の鍵穴を覗くと、サン・ピエトロ大聖堂が見えるからです。
そう書いてあるものを読んだときよりも、覗いてみてその素敵さをもっと実感しました。
鍵穴のすぐ先、門の向こうに庭木のアーチが見え、そのアーチに縁取られてずっと先にサン・ピエトロ大聖堂が見えるのです。
こんな素敵なことを考え、鍵穴の位置を計算し、庭木までも整えた発想って本当に素晴らしいです。

トラステヴェレ地区にあるサンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂。

9世紀の教皇パスカリス1世が、郊外のカタコンベから聖女チェチリアの遺体を運び、モザイクを寄進したのだとか。
サンティ・コスマ・エ・ダミアーニの写しらしいのですが、なんだか稚拙な感じのモザイクが笑えました。

でも、私たちのここでの目当てはこれではなく、階上で見られるフレスコ画でした。
一旦外に出て、横の入り口の呼び鈴を押し、扉が開くと中へ入って中にいるシスターから切符を買ってエレベーターで階上に行くのでした。

撮影禁止だったのに、同行の友人が知らずに撮ってしまった写真があります。

カヴァッリーニによって1293年に描かれたもので、なんとパドヴァのスロヴェンニ礼拝堂のジョットの同主題のものより十数年早いのだとか。
ここがいいのは、日ごろはるか上の天井を見上げ、双眼鏡を使うなどして見るフレスコ画を、間近に見られることです。
この写真、ほとんどズームを使っていないのです。

ここを出るときに、また老シスターが出てきて、土産物はどうかと勧められました。
ここのフレスコ画やサンタ・チェチリアの像のカードや絵葉書のほかに、手作りのハーブ石鹸があり、素朴なパッケージ、自然なよい香りがしたので1個だけ買い求めたら、わずか2€でした。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂

4世紀に創建されたとされているそうですが、現在の建築は12世紀の再建部分が核となっているのだそうで、アプシスと勝利門のモザイクは12世紀のロマネスク作品。
ビザンティンの影響が色濃いモザイクです。



天辺部分や縁などの装飾も美しかったです。

長くなりました。
今日はこれにてCiao,ciao!!

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  • 10

from: コウチャンさん

2025/04/09 21:50:49

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お気をつけて➰‼️

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